日本国内に最後に残ったB747といえば,政府専用機のB747-47Cです。
この機体も,2018年度で退役するのだそうです。
旅客機ではないのですが,日本のために働いた機体を記憶にとどめるためにFS2004に導入します。
日の丸を尾翼に掲げる日本国政府専用機
ネットニュースで2018年7月22日に北海道千歳基地祭で,政府専用機のB747が最後のデモフライトを行ったとの記事が掲載されました。
日本政府の仕事で,世界のあちこちを飛び回った機体です。
政府要人の他,海外からの邦人救出にも活躍しました。
1991年にJA8091,8092の登録番号で導入され,自衛隊機として20-1101,1102に変更されました。
この機体も,さまざまな事情で2018年度で退役するのだそうです。
なお政府専用機については,Wikipediaに詳しくまとめられています。

20-1101 B747-47C by Maicolm Nason. Photo from flickr
FS2004用の日本国政府専用機
データのダウンロードとインストール
データファイルのダウンロード
Flightsim.comから”jaf744v4.zip”というファイルをダウンロードします。
Flightsim.comから引用
機体のインストール
この機体データは,青いBマークは付いていませんが,基本的なパッケージとなっているのでインストールは簡単です。
ダウンロードしたファイルを適当な場所で展開します。
展開してできた”JASDF_744V4”フォルダーをFS2004のAircraftフォルダーにコピーすれば,機体のインストール作業は終了です。
FS2004での表示
機体選択画面
航空機メーカーは”Project Opensky”,機種は”747-400″,バリエーションは”JAPAN AIRFORCE”となっています。
私としては,バリエーション定義データを修正したい気持ちですが,これが正式な英語名称なのですね。
操縦席画面
2DパネルはデフォルトのB747-400のパネルです。
仮想コックピットはありません。
特徴があるのは,ウイングビューが数種類定義されていることです。
このウイングビューの定義は,他のB747-400でも使えそうです。

さまざまなウイングビューを見ることができます。
滑走路上の機体
機体を北海道千歳基地に駐機しました。
機体にはWiFiアンテナ装備も表現されています。
まとめ
日本国政府専用機の塗装は,昔のJALの塗装を思い起こさせるスッキリとした塗装です。
実機はもうすぐ思い出になってしまいますが,FS2004のなかで飛び続けてもらうことにしましょう。