X-Plane11のシーナリーには建物などのオブジェクトが少ないのは事実です。
これは,このソフトウェアが飛行機の操縦に重点を置いているからですが,飛行を楽しむという観点からは少しさみしいものがあります。
東京に続き大阪・京都市街地にオブジェクトを追加して少しにぎやかにしてみました。
X-Plane11導入日記(その19)
X-Plane11の大阪・京都市街地に建物オブジェクトを追加する
X-Planeに使えるシーナリーオブジェクトを調べていたら,東京市街地のオブジェクトを見つけました。
このデータに続き,大阪・京都のデータもあったので追加しました。
このデータも,マイクロソフトフライトシミュレータ用のオブジェクトをX-Planeに移植したものだそうです。

オブジェクトのないX-Planeの大阪市街地
大阪・京都市街地データのダウンロードとインストール
ファイルは,東京のデータ同様にX-Plane.orgのライブラリにあります。
いちおう下の画像にリンクを設定しておきましたが,直接ネットを検索してリンクを探すには”Japan Osaka City Scenery for 8.6+”という文字列で検索してください。
すぐに見つけることができます。
ダウンロードしたファイルを展開すると東京のデータ同様に2重構造になっています。
必要なのは,”Japan Osaka”という一つのフォルダーです。
このフォルダーを,X-Plane11のCustom Sceneryフォルダーにコピーします。
つぎに,メモ帳を使って”scenery_packs.ini”の編集を行います。
追加する文字列と位置は,次の画面のとおりです。
SCENERY_PACK Custom Scenery/X-Plane Landmarks - London/
SCENERY_PACK Custom Scenery/X-Plane Landmarks - Sydney/
SCENERY_PACK Custom Scenery/Japan Tokyo/
SCENERY_PACK Custom Scenery/Japan Osaka/
SCENERY_PACK Custom Scenery/MisterX_Library_1.51_FULL/
SCENERY_PACK Custom Scenery/PPlibrary/
SCENERY_PACK Custom Scenery/OpenSceneryX/
SCENERY_PACK Custom Scenery/zzz_Treelines_Japan_v2/
SCENERY_PACK Custom Scenery/zzz_uhd_global_scenery4/
オブジェクトを追加した大阪・京都市街地の風景
画像を見ていただくと,建物が追加されているのがわかると思います。

大阪城とその周辺の建物群

京都駅周辺の寺院と京都タワー
まとめ
この大阪市街地データの中にドキュメントがありました。
やはりシーナリーデータの元は,FS2004のフリーシーナリーだったようです。
空港リストは,以前紹介したFS2004のリストでした。
そして正確な変換ツール名も”FS2XPlane”であることがわかりました。
今回このオブジェクトを導入して,関西の市街地を少しにぎやかにすることができたので,ありがたいとおもいます。
作者の方は,シリーズで変換していきたいと書いておられます。
私は,できるだけ市街地データを探してみようと思います。