ANAのB727をFS2004にインストールしましたが,操縦席は双発機のB737-400でした。
B727用のパネルは複数あったのですが,試してみてこれならと思える作品をご紹介することにしました。
B727用のパネルをANAのB727に導入する
B727の操縦席は,計器のかたまりのようです。
航空機関士が乗務しているクラシック機ですからしかたがありません。

B727Cockpit by camilo hernandez posada. Photo from flickr
FS2004用データのダウンロードとインストール
今回ご紹介するデータは完全に動作するというパネルではありません。
その点をご了解の上,私が現時点でこれならいいと考えた作品をご紹介します。
データはFlightsim.comからダウンロードします。
ファイル名は”wl727panel.zip”です。
Flightsim.comから引用
パネルデータのインストール
ダウンロードしたファイルを展開すると,”wl727panel”という名前のフォルダーができます。
このフォルダーの中に”WL727Panel”というフォルダーがあります。
この中にある”FX”フォルダーの中にある”SmokeJT3D.fx”を,FS204のEffectsフォルダーにコピーします。
つぎに”Guages“フォルダーをFS2004をインストールしたフォルダーにコピーします。
重複したファイルがあった場合には,新しい方を残してください。
おしまいに,”Panel”フォルダーを,ANAのB727フォルダーである”TDS_ANA727-200”にコピーします。
aircraft.cfgの編集
まず”TDS_ANA727-200”内にあるaircraft.cfgファイルのバックアップを作っておきましょう。
aircraft.cfgをメモ帳で開き,”panel=pax”となっている部分を”panel=”に変更します。
これで作業は終了です。
コックピットの表示
さあB727のコックピットを表示してみましょう。
表示させると,メインパネルとオーバーヘッドパネルが潰れたように表示されたりすることがあります。
その場合,マウスでドラッグして広げれば正常に表示されるようになります。
毎回調整しないといけないなら,フライトに保存しておきましょう。

大きさを整えたB727用のパネル
サブパネルの表示
付属しているサブパネルは,一部を除いてShift+数字キーの組み合わせで表示させます。
実機には付いていないGPSは,隠してあり,Shift+3で表示できます。
今回,下の画像で,スロットル部分のアイコンをオレンジの線で結んでいますが,このアイコンが機能しません。
しかたがないので,Shift+4でスロットルを表示することになります。
他のサブパネルですが,アイコンかShift+2で通信機パネル,磁針アイコンかShift+5でオーバーヘッドパネル,上矢印アイコンかShift+6で航空機関士パネルが表示されます。
また,GPWSパネルは画面左側にこじんまりと備えてあります。
各スイッチにマウスカーソルを合わせると機能が表示されます。
データがあるのに表示されないフォトリアルコックピット
このパネルフォルダーには,フォトリアルコックピットデータが入っています。
けれども,残念なことにpanel.cfgにそれを表示させる定義部分の記載がありません。
私も少し試してみましたが,panel.cfgの編集スキルがないので,いまのところは諦めました。
まとめ
以上のことから,完全無欠のパネルではありませんが,雰囲気を十分楽しめるいいパネルだと考えたので,ご紹介することにしたものです。
フォトリアルコックピットの修正ができたら,記事を更新することにします。