ANAがビジネス需要が見込めるとして2007年に開設した国際線の新路線中部~広州線に就航しました。
この機体の2号機は,ビジネスクラスが38席のみという極端に少ない客席数でした。
順調に運行していましたが,乗客数の増加に伴い2016年3月末にムンバイ線がB787に切り替えられ,完全退役しました。
ボディペインティングで”Business Jet”と主張している,この機体の初号機をFS2004に導入します。
38席でも採算がとれた驚くべき贅沢仕様のB737-700ER
ANAがビジネス需要が見込めるとして2007年に開設した国際線の新路線中部~広州線に就航しました。
この機体の初号機JA10ANは,ビジネスクラスが24席,プレミアムエコノミーが24席の計48席という極端に少ない客席数でデビューしました。
そして2号機のJA13ANは,初号機よりも少ない38席でした。
長距離のムンバイ線で順調に運行していましたが,乗客数の増加に伴い2016年3月末にB787に切り替えられ,完全退役しました。
このような超豪華仕様の旅客機でも採算がとれるというのは,不思議なマーケットがあるものだと思います。

ANA Busuiness Jet (JA10AN) by Ikarasawa. Photo from flickr
FS2004用データのダウンロードとインストール
データファイルのダウンロード
Flightsim.comから”tds_b737-700er_ana_biz_ja10an.zip”というファイルをダウンロードします。
Flightsim.comから引用
機体のインストール
この機体データは,青いBマークは付いていませんが,基本的なパッケージとなっておりインストールが簡単な機体です。
ダウンロードしたファイルを適当な場所で展開します。
展開してできた”TDS B737-700ER ANA Business Jet JA10AN”フォルダーを開きます。
開くと同じ名前のフォルダー”TDS B737-700ER ANA Business Jet JA10AN”が出てきます。
つぎにこのフォルダーを開き,中にある”effects”フォルダーを,FS2004のメインフォルダーにコピーします。
重複したファイルがあった場合は,新しい方を残してください。
コピーしたら,”effects”フォルダーを削除してからフォルダーを閉じます。
このフォルダーをFS2004のAircraftフォルダーにコピーすれば,機体のインストール作業は終了です。
FS2004での表示
機体選択画面
航空機メーカーは”TDS”,機種は”737-700ER”,バリエーションは”ANA Business Jet”,コールサインは導入初号機の”JA10AN”です。
操縦席画面
パネルはデフォルトのB737-400のパネルです。
仮想コックピットはありません。
この機体にあうグラスコックピットがありますから,私の次の記事を参考に導入してください。
滑走路上の機体
中部空港からムンバイへの国際線に就航していた機体ですから,中部空港に駐機しました。
まとめ
トヨタグループが,揃ってインド進出したために,このようなビジネス機が就航したのだと思います。
ムンバイ線は,活況で大型のB787に切り替わり,700ERの活躍は終わりました。
日本のインド・ビジネスが大型化していった9年間を支えたのが,700ERということなんですね。