J-Bird塗装のフリーウェアMD-11には,デフォルトのB777のパネルが付属しています。
調べてみると,フリーパネルでMD-11パネルが見つかりました。
このパネルを,J-Bird塗装のMD-11に導入します。
ウイングビューと客席を見ることができ,サウンドパネルまで付いているMD-11用ワイドパネル
MD-11用のパネルは数種類合ったのですが,インストールが簡単そうなので選びました。
しかしこのパネルも,最初の版が提供され,次いで改訂版がリリースされていてインストールが少しだけ面倒です。
ファイルのダウンロードとインストール
ファイルのダウンロード
ファイルはFlightsim.comからダウンロードできます。
ファイル名は”md11_pan.zip”です。
Flightsim.comから引用
パネルのインストール
ダウンロードした”md11_pan.zip”を適当な場所で展開します。
このファイルには,展開してみるとわかるのですが,旧版と改訂版が一つのファイルに入っています。
まず,J-Bird塗装のMD-11の機体データフォルダー”iFDG_MD11_JAL”を開いて,元のパネルフォルダーを”Panel.org”と名前を変えて保管します。
つぎに,展開してできた”md11_pan”の中にある”gauges”と”module”と”Sound”を,FS2004をインストールしたフォルダーにコピーします。
重複したファイルがあった場合は,新しい方を残してください。
そして”md11_pan”の中にある”panel”フォルダーを”iFDG_MD11_JAL”フォルダーにコピーします。
ここまでで,旧版のパネルのインストールが終了します。
つぎは,改訂版のインストールです。
”md11_pan”の中にある”md112pan_FIX.zip”フォルダーを展開し,展開されたフォルダー”md112pan_FIX”を開きます。
このフォルダー内にある,”gauges”をFS2004をインストールしたフォルダーにコピーします。
ここでも重複したファイルがあった場合は,新しい方を残してください。
つぎにこのフォルダー内の”panel”フォルダーを”iFDG_MD11_JAL”フォルダーにコピーします。
さらに,ここでも重複したファイルがあった場合は,新しい方を残してください。
これで,改訂版を含めてすべてのパネルインストール作業は終了です。
インストールしたパネルの表示
モジュールなどが追加されているからか,起動が少し遅いようです。
表示されたパネルは次のように表示されます。
サブパネルアイコンは,右側の中ほどに小さく表示されています。
おおきなサブパネルは,Shift+数字キーで表示されます。
Shift+2でオイルゲージが表示されます。
Shift+3でオーバーヘッドパネルが表示されます。
Shift+4はGPSですが,このパネルはアイコンからも表示できます。
ここからは,飛行を楽しむためのギミックです。
テンキーの,2で客室が表示されます。
テンキーの3と1で左右のウイングビューが表示されます。
さて,オーバーヘッドパネルには,サウンドスイッチが仕込まれています。
ここをクリックすると,流ちょうな英語でCAがアナウンスしてくれます。
もちろん,シートベルトサインや禁煙を促すスイッチもいい音をだしてくれます。
まとめ
このパネルは,MD-11での飛行をとことん楽しもうという意図が感じられる楽しいパネルです。
私には,MD-11が国際線専用機材なのが,少し残念です。
「休日は飛行機に乗って」のように,日本人のCAのアナウンスが流れるパネルがあるといいのですがね。