JASが国際線進出のために用意したのが,DC-10です。
採用したのは,日本航空の機種と異なるA300と同系列のCF6-50C2エンジンを搭載しているDC-10-30です。
2機導入した国際線用機材ですが,国内線でデビューしました。
この異色の機体をFS2004で飛ばしてみましょう。
短命に終わったJASのDC-10-30
JAS(日本エアシステム)が国際線進出のために用意したのが,DC-10です。
採用したのは,日本航空の機種と異なるA300と同系列のCF6-50C2エンジンを搭載しているDC-10-30でした。
2機導入した国際線用機材ですが,国内線でデビューしました。
発着枠の関係や路線競合のため国際線デビューがおくれたものの,シンガポール線などの国際線に使われました。
ピーターパン塗装を施して国際チャーター便にも使われましたが,A300-600Rの導入で12年という短命でJAS籍を離れることになりました。
JALのDC-10-40,ANAのトライスターも短命でしたが,やはりJASも例外ではありませんでした。

DC-10-30 (JA8550) by Jan Buisman. Photo from flickr
FS2004用データのダウンロードとインストール
データファイルのダウンロード
Flightsim.comから”jasdc10.zip”というファイルをダウンロードします。
この機体は,2015年に提供された割と新しいデータです。
機体のインストール
この機体データは,青いBマークは付いていませんが,基本的なパッケージとなっておりインストールが簡単な機体です。
ダウンロードしたファイルを適当な場所で展開します。
展開してできた”JASDC10”フォルダーを開きます。
つぎに中にある”JAS_DC10”を開き,”FSX”というフォルダーを削除します。
削除が終わったら,”JAS_DC10”をそのままFS2004のAircraftフォルダーにコピーすれば導入作業は終了です。
FS2004での表示
機体選択画面
航空機メーカーは”McDonell Douglas”,機種は”DC-10-30″,バリエーションは”Japan Air system”,コールサインは導入2号機の”JA8551”です。
操縦席画面
パネルはデフォルトのB737-400のパネルです。
仮想コックピットはありません。
双発機のコックピットでは,雰囲気がでないので,DC-10用のパネルを組み込みましょう。
導入のやり方は,私の記事を参考にしてください。
組み込むと,こんな操縦席になります。
滑走路上の機体
国内線と国際線に就航していた機体ですから,羽田空港に駐機しました。
まとめ
JASのDC-10は,短い期間に塗装バリエーションが多かったという印象があります。
今回ご紹介した3色基本カラー,ピーターパン塗装そしてハーレクインエア塗装です。
私がまだ若い頃に旅客機模型のコレクションをしていたころ,3種類の塗装機に魅了され1/200スケールでこれらをコレクションしました。
けれども,飾る場所がないため,組み立てないまま売却したことを思い出しました。
やはり,コレクションはFS2004が一番だと思っている次第です(^^ゞ