長崎空港と対馬,壱岐,五島福江,福岡を結ぶ離島航路に就航している最小のDASH-8がいます。
オリエンタルエアブリッジに所属する2機のDHC-8-200です。
FS2004用に仮想コックピットも備えたすばらしい機体があったので,インストールしましょう。
かわいらしいターボプロップORCのDHC-8-200
長崎空港と対馬,壱岐,五島福江,福岡を結ぶ離島航路に就航している最小のDASH-8が,オリエンタルエアブリッジに所属するDHC-8-200です。
しかし2001年に就航した2機は2020年頃には退役を迎えるとのことです。
まだ後継機種は決まっていないようですが,かわいらしい機体なのでさみしい気持ちです。

ORC DHC-8-200 (JA801B) by Martin Tack Photo from flickr
FS2004用RACのDHC-8-Q300
データファイルのダウンロードとインストール
機体データと塗装データのファイルのダウンロード
機体データと塗装データは,PADからダウンロードします。
PADの使い方は私の記事を参考にしてください。
機体データのダウンロード
メニューから機体を選びます。
機体データは,ORCの機体はDHC-8-201ですが,ベース機体は202の”dhc8-q202_9.zip”です。
サイト内のCLICK HEREをクリックするとダウンロードページにジャンプします。
ページ内の青い四角部分をクリックするとダウンロードが始まります。
ダウンロードできる機体は,サウンドとコックピットデータをセットアップ済みの機体です。
塗装データのダウンロード
メニューのアルファベットリストを選択します。
PAD のメインメニュー PADサイトから引用
ブラウザ検索で”Japan”を検索すると37-588というINDEX NUMBER(ページ)に求めるデータがあることがわかります。
アルファベットリスト このページ内で”Japan”を検索する
見つかったら右側の37-588をクリックする PADより引用
リンクは該当ページの先頭にジャンプしますから,スクロールしていくと次のような画像があるので,機体画像部分をクリックすればダウンロードが始まります。
ダウンロードできるファイル名は,”ORC_DHC8_aircraft.zip”です。
機体データを構成する
機体データである”dhc8-q202_9.zip”を新しく作ったフォルダー内で展開します。
展開すると階層構造のフォルダーができるので,”DHC8-202_continental_9”というフォルダーを開きます。
この中にある不要なデータを削除します。
削除するのは,”texture.continental”,”dhc8-Q202_ext_800.jpg”,”dhc8-Q202_VC_800.jpg”です。

フォルダーを開いて不要なデータを削除する
塗装データを組み込む
塗装データファイルを展開すると”texture.orientalairbridge”フォルダーができます。
これをさきほどの機体データフォルダーにコピーします。
aircraft.cfgの編集
”texture.orientalairbridge”フォルダー内に,”installation read_me.txt”というファイルがあります。
この中に記載されている,ORCの機体定義データをaircraft.cfgに組み込みます。
組み込む際に,次のように記載内容に手を入れなければならない箇所があります。
組み込んだaircraft.cfgファイルをここからダウンロードできるようにしたので利用してください。
組み込みが終わったら,機体フォルダー名を”DHC8-202_continental_9”から”DHC8-200_ORC”に変更します。
機体データのインストール
機体フォルダー内の”Aircfraft”,”sound”フォルダーをFS2004フォルダーにコピーします。
重複したファイルがある場合は,新しい方を残してください。
FS2004での表示
機体選択画面
airacraft.cfgを修正したので,航空機メーカは”Bombardier”,機体は”DHC-8-Q201”,バリエーションは”Oriental Air Bridge (Japan)”,コールサインは”JA802B”になっています。
操縦席
操縦席は,2Dと仮想コックピットがあります。

2Dコックピット

仮想コックピット
滑走路上の機体
長崎空港に駐機しました。
かわいらしいので飛行姿勢もワンショットしました。
まとめ
私は,小さくてかわいらしい離島航路の機体が大好きです。
この機体も,末永く使うことになります。
機体製作者と塗装データを製作いただいた方々に感謝いたします。