B767シリーズは,JALグループの中で広く使われてきた機体です。
その中で300ERは,MD-11やDC-10の後継機として導入され,B747-400の退役後はJAL国際線のほとんどの路線で使われました。
現在では,国内と国際両路線で広く使われています。
国内線でも良く目にするこの機体をFS2004に導入しましょう。
JALの中で長く使われてきた機体の一つであるB767-300ER
機体のバリエーションが多いB767-300ER
B767シリーズは,JALグループの中で広く使われてきた機体です。
300ERは,MD-11やDC-10の後継機として導入され,B747-400の退役後はJAL国際線のほとんどの路線で使われました。
現在では,国内と国際両路線で広く使われています。
長く使われてきたからか座席仕様やウイングレット付き機体などバリエーションが多い機体です。
国際線仕様だった300ERは多くの機体が国内線仕様に変更されました。
JA651J~654Jは国際線仕様機ですが,羽田をベースに国内線機材のバックアップとしても使われています。

B767-300ER (JA654J) by Vernon Harvey Photo from flickr
FS2004用のJAL B767-300ER
JAL B767-300ERデータのダウンロードとインストール
機体データパッケージのダウンロード
データはFlightsim.comから
ssp763erv5_cf6-80c--al_jalnc2011.zip
というファイルをダウンロードします。
Flightsim.comから引用
機体データのインストール
ダウンロードしたファイルを適当な場所に展開します。
”ssp763erv5_cf6-80c–al_jalnc2011”というフォルダーを開きます。
このフォルダーの中にある”Aircraft”と”Effect”の2つのフォルダーを,FS2004をインストールしたフォルダーにコピーします。
“Effects”フォルダーをコピーしたとき,重複するファイルが出た場合は,新しい方を残してください。
これで,インストールは終了です。
FS2004での表示
フライトの作成画面
この機体は航空機メーカーが”SkySpirit2010”で登録されています。
操縦席の画面
デフォルトB777のパネルを使った操縦席です。
仮想コックピットは,表示されません。
操縦席パネルの改善
B767-300ERの操縦席は,セミグラスコックピットです。
Flightsim.comに,その操縦席を再現したパネルが公開されていますので,これをインストールします。
パネルデータのダウンロード
ファイル名は,”767mgta.zip”です。
Flightsim.comから引用
パネルのインストール
ダウンロードしたファイルを適当な場所で展開します。
フォルダー内にある”Guages”をFS2004をインストールしたフォルダーにコピーします。
重複したファイルがあった場合は,新しい方を残しましょう。
つぎに,300ERをインストールした”Aircraft”フォルダー内の”SSP763ERV5_CF6-80C–AL_JAL NC2011”フォルダーを開きます。
パネルデータのバックアップをするために,このフォルダー中にある”Panel”を”Panel.org”へ名前を変えます。
名前を変えたら,”767mgTA”フォルダー内の”Panel”フォルダーを,”SSP763ERV5_CF6-80C–AL_JAL NC2011”フォルダーにコピーします。
これでパネルのインストールは終了です。

パネルデータインストールの概要図
改良した操縦席
実感のある操縦席になりました。
なお,このパネルにはシェアウェアのFMSが組み込まれています。
滑走路上のJAL B767-300ER
機体番号は,国際線仕様の機体ですが,国内線のバックアップにまわることも多いといいます。
国内線は羽田空港を起点にしている路線が多いので,羽田34R滑走路に駐めてみました。

羽田空港滑走路のB767-300ER
まとめ
実感のある操縦席も組み込めたので,国内線でも活躍している機体をインストールすることができました。
すばらしいフリーウェアデータを提供していただいた皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございましたm(__)m
おまけ
先に紹介したANA B767-300の操縦席の改良については,この記事を参考にしていただくと,パネルを組み込むことができます。