B737-700は,B737-200の後継としてANAが導入を進めていた機材です。
2017年12月現在,ANAで7機,AIRDOで9機が日本の空を飛んでいます。
この2社のB737-700をFS2004で飛行させるために,基本機体データをインストールします。
B737-700をFS2004に導入する(1)
先進コックピットを備えたB737-200の後継機
B737-700は,B737-200の後継としてANAが導入を進めていた機材です。
納入途上で,700ERや800に変更され2015年12月までに9機がANAグループから離脱しています。
2017年12月現在,ANAで7機,AIRDOで9機が日本の空を飛んでいます。

AIRDO のB737-700 Photo from flickr
FS2004用のB737-700のダウンロードとインストール
基本機体データのダウンロード
この2社のB737-700をFS2004で飛行させるために,まず基本機体データをインストールします。
データファイルは2つあります。
最初にリリースされたデータファイルである”tds_b737-700_base_package.zip”と,データ修正追加データである”tds_b737-700_base_package_fix.zip”というファイルです。
B737-700の基本機体データ
2つのファイルデータを一つにまとめる
ダウンロードした2つのファイルを展開します。
つぎに修正データを元のデータに適用します。
tds_b737-700_base_package_fixフォルダーの中にある2つのフォルダーを,tds_b737-700_base_packageフォルダーに上書きコピーします。

修正データの適用方法
これで,基本機体データの修正は終了です。
基本機体をFS2004にインストールする
基本機体のインストールは,2つのフォルダーをFS2004にコピーします。
まず”effect“フォルダーを,FS2004をインストールしたフォルダーにコピーします。
重複するファイルは,新しい方を残しましょう。
つぎに,

基本機体のインストール
FS2004での動作確認
導入した機体には塗装データが含まれていません。
その代わり,9種類の型式が一つのフォルダーに含まれています。

インストールされた9種類のB737-700
FS2004の機体選択画面
塗装データがないので灰色です。

基本機体データの選択画面
操縦席の画像
デフォルトのパネルを使った操縦席です。
仮想操縦席は含まれていません。
今後の導入予定
記事の2回目でANAとAIRDOの塗装データのインストールを,3回目でHUDを備えた操縦席へのグレードアップを説明いたします。