YS-11は日本の飛行機ファンなら,知らない人はいない機体です。
ANAのトリトンブルーの機体が見つかりました。
この中にANA最後のYS-11と思われる機体がありました。
日本の航空ファンなら知らない人はいないYS-11
YS-11は,戦後初の国産旅客機でしたが,採算がとれず量産は180機で終了しました。
空中衝突防止装置(TCAS)が装備されていないため,退役が進みました。
実は,私が初めて乗った飛行機が,塗装はモヒカンでしたがこのYS-11でした。
受験のために北海道まで行く経路のうち,広島から東京まで飛ぶ最初の飛行機がこの機種でした。
FS2004のANA/ANK YS-11
YS-11のデータは,たくさんあるのでどの機体から紹介しようかと悩みました。
インストールが簡単でしかも操縦席がしっかり作り込んである作品を紹介します。
入手先は,Flightsim.comでファイル名は,”ys1ana27.zip”と言う名前です。
機体のインストールは青いBマークが付いているので,簡単です。
ダウンロードしてきたファイルを展開し,FS2004メインホルダーにあるAircraftフォルダーに入れるだけです。
Flightsim.comから引用
アドオン機体のインストールのやり方は,私の記事を参考にしてください。
機体の選択画面で見られる3種類のANA/ANK YS-11
このフォルダーをインストールすると,つぎの3種類のANAトリトンブルー機体が選べるようになっています。

JA8743 ANK 形式YS-11A513 1998/01/26登録抹消

JA8821 ANA 形式YS-11A614 1991/11/28登録抹消

JA8761 ANA 形式YS-11A513 2003/09/19登録抹消
イカロス出版の「日本の旅客機LEGEND」に掲載されている写真にJA8761が写っていました。
説明によるとANAのYS-11は1991年3月31日の新潟発仙台行きNH720便がラストフライになるのだそうです。
よく作り込んである操縦席
2Dコックピット
2Dコックピットは,さまざまなオリジナル計器やスイッチが網羅されています。
クラッシックな雰囲気が良く出ていると思います。

2Dパネル 左下のボタンで複数のオリジナル計器が表示されます

実機の操縦席 Photo from flickr
仮想コックピット
ビックリするのはこの仮想コックピットです。
商品版のYS-11にも匹敵する素晴らしい出来映えです。
滑走路上の機体
機体を広島西飛行場04滑走路に駐めました。
後方には,落合賢一さん作のリアルな宮島が見えます。
動画ではないので,わかりにくいのですがプロペラの回転の雰囲気が実に良く再現されています。
主翼の塗装が美しいので,後ろ姿も紹介します。
この機体を作られたのは,3名の外国の方々です。
美しいYS-11を提供していただいた作者の方々に感謝いたします。