子供が就職して家を出て部屋割りに余裕ができたので,私専用の書斎兼フライト部屋が持てるようになりました。
現在,私は自分の気に入った部屋にしようと,節約しながら少しずつ整えているので,そのお話をします。
モノを置かない部屋はさみしい
シンプルな部屋が良いと言うけれど
住宅展示場のモデルルームは素敵な部屋ですが,生活に必要な物がなく生活感がありません。
住宅をよりよく見せるために作ってあるのですから,しかたがありません。
私は,ミニマリストの方々が推していらっしゃる,物のない部屋にはしたくないなと言う気持ちがあります。
それは,大学入学時に引っ越した時,部屋が殺風景で暖かみがなかったという思い出があるからで,あまりに物がない部屋では,さみしい気持ちになってしまうからです。
私の理想としては,簡素でしかも暖かみのある部屋というのが理想です。

Photo from flickr
自分部屋のインテリアコーディネートをする
テレビドラマに出てくる部屋は魅力的です
最近見たドラマで見たインテリアで,新垣結衣さんと星野源さんが出演した 「逃げるは恥だが役に立つ」の津崎平匡の書斎兼寝室は簡素で, 風見良太のリビングはモダンで素敵でした。
一方で,「東京タラレバ娘」主人公 鎌田倫子のレトロ調アパートの部屋は暖かみがあって印象的でした。
テレビドラマのエンドロールには,制作に関わったブランドがぞろぞろ出てきます。
インテリアもプロがコーディネートしたからなのか,照明の演出のせいなのか魅力的なことは事実です。
でも,そこは制作費のかかっているドラマですから,使っている家具や小物もイイモノを使っています。
私のような,定年退職者がおいそれと手を出せる値段ではありません。
コーディネートするために調べました
そこで,私なりに考えたことがあります。
イメージを大事にして,別のモノで節約して実現できないかと言うことです。
そのための基礎知識を得るための参考になる本はないかと考えました。
図書館で,書斎作りに関する本を探して見つけたのが,杉浦伝宗さんの「ミニ書斎をつくろう」という本です。
自分が作ろうとする部屋のイメージを作りました
つぎに,ネットでインテリア関係のページを探し,イメージを膨らませました。
テレビドラマのインテリアを手がけた会社名がわかれば,そのサイトを見ます。
「逃げ恥」のインテリアコーディネーターは,ネットで紹介されているので【FLYMEe/フライミー】と言う会社だとわかりました。
この会社のページで,テレビドラマで使ったインテリアコーディネート例を見ることができます。
本の知識といろんなコーディネート例から,自分の好きなイメージは,色で言うと「黒」「茶色」「緑」,光は「電球色」という所に落ち着きました。
また,仕事をするときには,「昼白色」の照明も必要なことがわかりました。
自分のイメージに合わないモノを部屋からなくしました
まず,部屋の中から必要でないモノを追い出す作業が必要でした。
一番場所を占めていた本棚ですが,本の電子書籍化や売却で3年かけて撤去しました。
小物も,とりあえず段ボール箱に詰め込んで押し入れに入れてしまいました。
これから,整理していかないといけませんけどね…(^^;)
片づかないとき参考になるページ
狭い部屋こそ楽にすっきり 1分で片づく5ステップ という「日経ウーマン」のページがあります。
紹介してある写真についての,私の印象はまだモノが多いなというところです。
まあ女性のワンルームのインテリアは,書斎とは違うので比較はできません。
インテリアのメインとなるものは何か
つぎにお金をかけずに,同じような雰囲気を作るにはどうしたら良いかを考えました。
やはりメインとなったのは,インテリアの色と照明でした。
仕事部屋とフライトシミュレータにをするために必要なモノは,机とコンピューターです。
ここだけは,外せないのです。
こだわって選んだ机は,IKEAの黒一色のL字型のMALMという机でした。
引出し机の位置が左右変更できるのが特徴です。
この机なら,大型ディスプレイ2台を問題なく置けます。
私のインテリアコーディネートのキーアイテムはこの机でした(^^)
IKEAサイトを見ると,現在は絶版になっているようです。
黒にこだわった小物
ディスプレイやマウスなどの小物の色も,新たに購入するときは黒にしました。
椅子も,壊れていたのを黒い椅子に更新しただけで,高価な物は選んでいません。
3段ボックスは流石に黒色はなかったので,ダークブラウンにしました。
嫁さんに言わせると,「単一色だと味気ないわよ。」とのこと。
確かに,真っ黒では暖かみが出せないなと思って,ダークブラウンを加えました。
嫁さんの選んだダークブラウンの遮光カーテンが,いい雰囲気を出しています。
小物に,グリーンを加えれば,ナチュラルカラーインテリアということになるのでしょうか(笑)
照明は使い回しでコスト削減
照明は,すでに使っていたLED照明とZライトの改良ですませました。
顛末は,道具の記事で紹介しています。
失敗例もあるので読んでみてください。
このことはまた別記事でご紹介します。