河跡湖がランドマークになっている石狩川河川敷の滑空場

X-Plane11

忘れられた滑走路を補うプロジェクト(その17)

河跡湖をランドマークにする新篠津滑空場

新篠津滑空場の住所は,北海道岩見沢市北村北都1006です。

この住所だけではピンときませんが,札幌市の北東約30kmのところにある石狩川河川敷にある滑空場で,札幌航空協会の活動拠点です。

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札幌航空協会アクセス

積雪のためこの滑空場の滑走路は,春から秋にかけてだけ使えます。

余談ですが私の学生時代,友人が住んでいた場所を冬に訪ねたことがあり,このあたりは雪がたくさん積もる場所ということを知っていました。

標高は12mで,2,000m×60mの草地滑走路と1,000m×8mの舗装された滑走路があります。

この滑空場の周りには目立つ建物は全くありません。

ところが,昔の石狩川が流れていた場所が湖として残った河跡湖が滑空場のすぐ西側にあり,これが良いランドマークになっています。

なおここは,デフォルトデータやGatewayにもない忘れられた滑走路の一つです。

新篠津滑空場の場所 Googlemapから引用

新篠津滑空場シーナリー

この滑空場のランドマークは河跡湖ですが,デフォルトメッシュでは河跡湖は全くなく石狩川もちゃんと表示されません。

地形修正前の新篠津滑空場です

そこで滑走路の平坦化にとどまらず,河跡湖と付近の石狩川を再現するためMUXPで地形修正を行いました。

石狩川は長いので,修正した範囲は離着陸するときに見える範囲にしています。

Ortho4XPデータを使うときは,河川敷のでこぼこをMUXPで平坦化するだけで済みます。

シーナリーのダウンロードとインストール

ダウンロード

シーナリーは,デフォルトメッシュ用とOrtho4XPデータ用の2種類作成し,一つの”XRJGP4_ShinshinotsuGP.7z“データにまとめてあります。

データは,ここからダウンロードしてください。

滑空場のオブジェクトを表示するために次のライブラリーが必要ですので,あらかじめ導入しておいてください。

JB_Library
CDB-Library
MisterX_Library
OpensceneryX

他に”HungaryVFR-Library”からこの滑空場で活躍していた”SF25-Falke”モーターグライダーのオブジェクトをシーナリーフォルダー内に収容して利用しています。

“HungaryVFR-Library”のテクスチャーの一部が不安定で利用が難しかったのですが,”HungaryVFR-Library”はGNUライセンスなので,元のデータを変更せずに一部抽出した形で利用できると解釈し,このような形で使いました。

インストール

ダウンロードしたファイルを適当な場所で展開します。

出来上がったデータは次のとおりです。

XRJGP4 Shinshinotsu GP:デフォルトメッシュ用シーナリー
zzz_Shinishinotsu_Mesh:デフォルトメッシュ用修正メッシュ
+43+141 airport_XRJGP4.muxp:デフォルトメッシュ用地形修正データ(参考:石狩川を拡張するときに使ってください)
XRJGP4 Shinshinotsu GP_ortho:Ortho4XPデータ用シーナリー
+43+141 airport_XRJGP4 _ortho.muxp:Ortho4XP用地形修正データ

なお滑空場のコードは,XRJGP4を割り当てています。

デフォルトメッシュ用またはOrtho4XPデータ用のシーナリーのどちらかを選んでX-Plane11のCustom Sceneryフォルダー内にコピーしてください。

デフォルトメッシュの場合はデフォルトメッシュ用修正メッシュを同時に使います。

Ortho4XPデータ用シーナリーは,Ortho4XP用地形修正データを適用した+43+141タイルを同時に使います。

Ortho4XP用地形修正データの使い方は,私の過去の記事を参考にしてください。

匠によるリアルな函館空港シーナリー
MisterX6さんといえば,世界各地の空港シーナリーやJapan proライブラリーなどの素晴らしい作品を公開されている方です。この方が,新しく函館空港シーナリーを公開されました。地形修正データを含む素晴らしいシーナリーです。函館...

X-Plane11での風景

デフォルトメッシュ用シーナリー

この滑空場は標高12mの河川敷に立地しています。

そのため,格納庫のある場所とは土手で隔てられています。

この土手を上手く表現できないかと考えて,土手上の道路まで標高12mで地形修正しています。

またランドマークになる河跡湖と滑走路そばの石狩の川幅を拡張しています。

下の画像が修正後の地形で表示した滑空場の全景です。

前出の画像と比較していただくと河跡湖と石狩川の違いがわかると思います。

修正したデフォルトメッシュの滑空場全景です

アスファルト舗装の滑走路が18/36,草地の滑走路を17/35で作成しています。

なお2つの滑走路は重なっています。

37番滑走路の南側に元々の地形メッシュとの段差が生じているのはご容赦ください。

段差が生じたということは,本来ならば15番滑走路端が標高12mで37番滑走路端は標高10m位ではないかと私は考えています。

36番滑走路端には,所属機らしいオブジェクトを少し配置しました。

アスファルト舗装した18番滑走路端です

格納庫と事務所は,色が違うのですがライブラリーのものを使いました。

少し離れると,ランドマークの滑走路西側の河跡湖がはっきりと見えます。

大きな湖なのでかなり遠くからでもわかります

18番滑走路端から南側を見ると,石狩川と遠くに江別市か札幌市の建物が見えます。

アスファルト舗装の18番滑走路端です

Ortho4XPデータ上の風景

デフォルトメッシュでかなりの地形修正を行ったので,Ortho4XPデータとの違いは地表のテクスチャーくらいです。

Ortho4XPデータ上の滑空場近影です

草地の17番滑走路端です 土手の形状がわかる場所です

なお河跡湖はもちろん,石狩川は全域でちゃんと川幅が広く表示されているのはいうまでもありません。

河跡湖と格納庫と事務所のプレハブです

まとめ

雪のない季節しか利用できない滑空場ですが,制限の少ない広い場所をゆったりと飛行できる滑空場です。

ランドマークが河跡湖という点がユニークですね。

Enjoy Flight!


この記事で紹介しているシーナリーは,次の製品のオンラインバージョンアップ版11.55で動作確認しています。

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