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FS2004で空港施設を自由自在に見て廻る方法

X-Plane11では,フリーカメラという便利な視点移動の仕組みが備わっています。ずっと昔に発売されたFS2004では,そういった仕組みはデフォルトでは備わっていません。シーナリー制作をされる方のために公開された,視点移動だけを行うフリーウェアがあります。このフリーウェアは,FS2002の時からあるものですが,改訂版がWindows10でも動いたのでご紹介します。


空港施設を見て回る目的で作られたフリーウェア

FS2004は,高速移動機能の他には,自由に視点移動できる仕組みを持っていません。

私は,空港施設を見て廻るには,高速移動と追跡視点を使うしかないと思っていました。

様々な語句でネットを検索し,”Mobile Control Tower“というフリーウェアを見つけました。

このソフトは,FS2002時代に公開されていて,その目的はシーナリー制作者の方が作った物を確認するためでした。

このソフトがFS2004でも使えるように改訂され,公開されています。

利用には,登録済みのFSUIPCが必要であると書かれていますが,これを持っていない人のための方策も記載してあります。

FSUIPCは,FS2004には必須のモジュールですから,お持ちでない方はこの際,是非登録をしておきましょう。
重要な注意:このフリーウェアは,古い機体モデルを使用するので利用にあたっては,事前にFS2004環境をバックアップしておいてください。

“Mobile Control Tower”のダウンロードとインストール

ダウンロード

Mobile Control Tower Download“で検索をしてみると,”FlyAway”と”Avsim”の2カ所からダウンロードできることがわかりました。

Control the incoming and outgoing traffic on your RADAR screen (MARCIANO’s great Radar gauge) or with the excellent Ground and Traffic Radar included in ...
Flight simulators premier web site. Freeware, forums, community; it all comes together at AVSIM.

私は,”FlyAway”からダウンロードしました。

”FlyAway”からダウンロードしたファイル名は,”rcmct64.zip“です。

この”Mobile Control Tower”は,5種類の仮想機体で構成されており,インストールはこれらの機体をFS2004に導入するということになります。

Flyawayページから引用

このフリーウェアは,FS2002のころからシーナリー制作を支援するツールとして公開されていました。

私は,FS2004を始めた頃からシーナリーを作ろうと考えることはありませんでした。

そのため,そういうツールを調べようともしていなかったので見つからなかったという訳です。

シーナリー制作者の方々からすれば,このソフトについては「常識だよー」と言われそうです。

インストール

仮想機体データのインストール

ダウンロードした”rcmct64.zip“を適当な場所で展開します。

できあがった”rcmct64“フォルダーを開きます。

中にある同名の”rcmct64″フォルダーを開きます。

その中にある”Mobile Control Tower 2004“を開きます。

中にある5つのフォルダーを,FS2004をインストールしたフォルダー内にある”Aircraft“フォルダーにコピーします。

ゲージデータのインストール

つぎに,”rcmct64>rcmct64″フォルダー内にある”guages.zip“を適当な場所で展開します。

このフォルダー内にあるすべてのファイルを,FS2004>Guagesフォルダーにコピーします。

重複しているものは,新しい方を残すようにしてください。

インストール作業は以上で終了です。

作業の概略を模式図にまとめましたので,ご覧ください。

“Mobile Control Tower”の使い方

起動時の注意

“Mobile Control Tower”をインストールした直後にFS2004を起動すると,

「”bus”機能を無効にしますか」とのアラートが表示されることがあります。

ここは”いいえ”を選択します。

これを”はい”にすると,機体モデルのバスが表示されなくなります。

このファイルは”bus.mdl“という機体フォルダーの中にある車体を表示するモデルのファイルでした。

“Mobile Control Tower”を使うには,フライトの作成画面の機体選択で”Mobile Control Tower”を選びます

5種類の機体があり,レベルが低い物から順に,視点の地面からの高さが高くなっています

ちなみに一番低いレベル1で15feet,次のレベル2は100feetです。

X-Plane11のフリーカメラと異なり,視点の高さを変えられるのは5段階だけです。

コックピット画面に表示されるゲージ類は,通信パネルを除き,作動しない物がほとんどです。

左下の黒い四角部分に表示されるはずのレーダー画面は,起動時に一瞬表示されてすぐに消えてしまいました。

FS2004を再インストールしたら,レーダー画面が表示されたので,他のアドオンモジュールとの競合があるのかもしれません。

レベル2機体100feetでの起動画面

レベル2機体100feetエプロン位置での起動画面

FS2004再インストール後の画面,レーダーが表示されています

視点の回転には,コックピット画面内にある2つのゲージが使えます。

視点をゆっくり回転させるゲージを表示するには,円形矢印のアイコンをクリックします。

回転方向は矢印で選び,止めるには真ん中のボタンをクリックします。

視点を前後左右前後ろに動かすゲージを表示するには,下矢印のアイコンをクリックします。

ゲージ内の矢印が,移動方向を示しています。

後で説明しますが,位置移動ゲージは使わないようにしましょう。

どの矢印も,複数回クリックすると速度が上がるようになっています。

速度を下げることはできないので,止めることで対応します。

機体追跡視野では,機体を中心に表示することしかできなかったので,周りを眺められるというのはうれしいですね。

“Mobile Control Tower”の利用事例

飛行機視点だけでは見ることのできない場所を見学することができます。

“Mobile Control Tower”の機体は,バスですが,エンジンをかけて動かすことはできません。

この”Mobile Control Tower”でバスの場所を決めるには,マップでの移動またはFS2004の高速移動を使いましょう。

FS2004の高速移動の簡単な使い方

FS2004のヘルプに記載されていますので,一読してください。
基本的な使い方は次のとおりです。

1 テンキーのNumLockを解除します

2 キーボードの”Y“を押してすぐにテンキーの”5”を数回押します(これで機体は停止します)。

3 視点移動はヘルプに記載してあるように,テンキーの各キーを押します。

この仮想機体にある各MODELで視点の高さを決めし,見回すときだけこの”Mobile Control Tower”を使うのが便利です。

バスの位置の移動は,マップかFS2004の高速移動を利用するのが,”Mobile Control Tower”の最善の使い方になります。

※1 高速移動でも視点の高さの調節やパンもできますから,ヘルプを読んでおきましょう。

※2 また高速移動にも少し不安定なところがあるので慣れるまで操作には十分注意しましょう。

異常を起こした管制塔Viewを元に戻す方法
何らかの原因で,管制塔Viewが異常を起こすことがあります。
FS2004をインストールしたフォルダー内にあるModuleフォルダを開き,中にADF2MOD.dll”と”ActiveCamera2004.dll”があれば,削除してみてください。
そのあと,FS2004を起動してメニューからマップを表示し,管制塔の位置をドラッグして正しい位置に戻します。
それでも戻らなければ再インストールしかないようです。
高速移動モードについては,近々まとめて説明を行います。
不安定化の原因と修正方法も説明いたしますので,しばらくお待ちください。


下の画面は,みんなの空港2の羽田空港国内線ターミナルのエプロン付近を眺めたところです。

まとめ

このソフトに限らずFS2004でたくさんのシーナリーを加除していると,管制塔の視点が異常になっていることがあります。

私もその一人でしたが,FS2004を再インストール後に,デフォルトの管制塔視点も復活しました。

FS2004の再インストールで,いろんなテストを行い,このソフトウェアのタイトルである”Mobile Control Tower”の意味を理解しました。

環境が異常であると,結果も異常になるという当たり前の事を再認識させられたソフトウェアでした。

この記事を書いた後,FS2004の再インストールを段階を追って保存する作業を行っています。

バックアップは大事ですね。

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