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‘Quick look view’を他機に移植する簡単な方法

X-Plane11での操縦環境を劇的に改善するのがQuick Lookです。
けれども,X-Plane11のマニュアルには,各機体ごとにViewを設定しなければならないとの記載があります。
しかしながら制限はあるものの,セスナ172SPで設定した’Quick look view’を他の機体に移植できる方法があるのでご紹介します。


X-Plane11導入日記(その112)

ファイルコピーで’Quick look view’を移植する方法

操縦環境を改善する’Quick look view’

X-Plane11での操縦環境を劇的に改善するのがQuick Lookです。

けれども,X-Plane11のマニュアルには,各機体ごとにViewを設定しなければならないとの記載があります。

確かに,機種を変えると’Quick look view’は継承されません

けれども機種ごとに,’Quick look view’を設定し直さなくてはならないというのは,面倒です。

そこで,この’Quick look view’が,どのような形で記録されているのか調べた結果,‘Quick look view’を移植できることがわかりました。

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‘Quick look view’を記録しているファイル

‘Quick look view’を最初に設定したセスナ172SPのフォルダーを開きます。

セスナ172SPのフォルダーは,“X-Plane11>Aircraft>Laminar Research”フォルダーの中にある“Cessna 172SP”フォルダーです。

そこには,”Cessna_172sp_prefs.txt“という7KBの真新しいファイルがありました。

そして”Cessna_172sp_G1000_prefs.txt“と”Cessna_172sp_Seaplane_prefs.txt“という1KBの似たような名前のファイルがあります。

“.txt”ファイルですから,メモ帳で開いてみると’Quick look view’で設定した数の設定が並んでいます。

これが‘Quick look view’の設定ファイルなのです。

このファイルには,エンジンの稼働時間である’HobbsTime‘も記録されています。

セスナ172SPのバリエーションへの’Quick look view’の移植

設定ファイルのコピー

セスナ172SPのフォルダー内には,G1000パネル機と水上機のバリエーションがあります。

この2つにも“*_prefs.txt”という1KBのファイルがあります。

この2つにセスナ172SPで設定した’Quick look view’を移植します。

具体的な作業はつぎのとおりです。

オリジナルの”Cessna_172sp_G1000_prefs.txt”と”Cessna_172sp_Seaplane_prefs.txt”をバックアップします。
私はオリジナルファイルを”Cessna_172sp_G1000_prefs_txt.org”と”Cessna_172sp_Seaplane_prefs_txt.org”と名前を変更しただけです。
つぎに,”Cessna_172sp_prefs.txt”を同じフォルダー内に2つコピーします。
コピーしたファイルの名前を”Cessna_172sp_G1000_prefs.txt”と”Cessna_172sp_Seaplane_prefs.txt”に変更します。

これで’Quick look view’の移植作業の第一段階は終了です。

オリジナルファイルにあった‘HobbsTime’をコピーすれば,すべての作業は終了です。

移植後の調整作業

水上機は,操縦席のパネル構成がオリジナル機と同じなので調整は不要です。

セスナ172SP水上機の左前Viewです。その他のViewも問題なく利用できます。

つぎは,移植直後のG1000パネル機の左前・コンパス・右前Viewですが,これも全く違和感はありません。

左前Viewです。前の水上機と同じViewです。

コンパスViewです。

右前Viewです。

パネルViewの調整

G1000パネル機では,パネル構成が異なるので少しViewの調整が必要です。

もっとも,外部視野の調整は全く必要がないのではじめから’Quick look view’を設定するよりも作業は遙かに簡単です。

調整前のG1000の右前パネルの視野です,MFDが見渡せません

MFDが見渡せるよう左に少し移動させた調整後のViewです。

そのほかのパネルViewも,見やすいように少しずつ変更していきます。

Viewの調整はフリーカメラでご紹介した視野変更機能を利用します。

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キープロフィールの設定

さて,移植後にX-Plane11を起動するのですが,ここで一つ注意があります。

それは,各機体に属するキープロフィールを,’Quick look view’を設定したセスナ172SPのものにしておく必要があります。

キープロフィールには,’Quick look view’のキー設定の10~20までの設定が記録してあります。

キープロフィールが異なれば,キー設定の10~20までの設定は反映されないからです。

キープロフィールをセスナ172SPのものにしておきます。

他機種への’Quick look view’の移植

他機種への移植の可能性を調べてみました。

セスナ172SPの設定ファイルを大型双発機であるキングエアにコピーしたところ全く使えないViewになってしまいました。

一方,セスナ172SPと同等の大きさであるMS-880では,ほとんど違和感なく利用できました。

このことから,似たような寸法の機体では設定ファイルが利用できることがわかりました。

MS-880の右前View

MS-880の左前Panel View

MS-880の左横View

MS-880の右横View

‘Quick look view’は,どこを基準としているのかは不明ですが,機体内の位置の3次元座標・距離・拡大率を記録しているようです。

まとめ

‘Quick look view’とキープロフィールファイルはセットで利用する必要があります。

これを覚えておけば,ファイルコピーで操縦環境を簡単に設定することができます。

これは,テキストファイルベースのX-Plane11ならではのチートなテクニックです。


この記事は,次の製品のオンラインバージョンアップ版で表示確認をしています。

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