X-Plane11ではデフォルトのB737-800が現行機種では定番の旅客機ということになります。
X-Plane11には過去の作品を移植したものも公開されていますが,X-Plane11向けに新たに開発されたフリーウェアの旅客機はそれほど多くはありません。
今回ご紹介するのは,ANAが採用したA320neoです。ライブラリーにANA塗装がないのが残念ですが,最新鋭の機体をX-Plane11で楽しめます。
X-Plane11導入日記(その94)
X-Plane11向けに作成されているA320neo
X-Plane11には過去の作品を移植したものも公開されていますが,X-Plane11向けに新たに開発されたフリーウェアの旅客機はそれほど多くはありません。
今回ご紹介するのは,ANAが採用したA320neoです。
残念ながらライブラリーにANAの塗装は入っていませんが,最新鋭の機体をX-Plane11で楽しめます。
X-Plane11付属のB737-800と並ぶ定番旅客機となるかもしれません。

”A320 Neo” by Xavier Wattez. Photo from Flickr.
A320neoデータのダウンロードとインストール
ダウンロード
データは”X-Plane.org”からダウンロードします。
タイトルは”Airbus A320neo 0.9.5”です。
X-Plane.orgから引用
タイトルからわかるように,作者による作成途中のものという位置づけです。
理由は,機体の挙動なのだそうです。
インストール
ダウンロードした”A320.0.9.5.zip”ファイルを適当な場所で展開します。
展開してできた”A320.0.9.5”フォルダーの中にある”A320”フォルダーをX-Plane11>Aircraftフォルダーにコピーすれば導入作業は終了です。
なお私は,”A320”というフォルダー名を”A320neo”と変更してコピーしました。
旧機種と混同する恐れがあるというのがその理由です。
X-Plane11用のA320がないので杞憂なのかもしれません。
X-Plan11での飛行
この機体のデフォルト塗装は,プロトタイプのものです。
滑走路に表示後,機体変更を行ってアイコンの作成を行えば付属のライブラリー塗装がアイコン表示できるようになります。
詳しい方法は,私の過去の記事をご覧ください。
先に説明したとおり,全日空塗装データは入っていません。
全日空の採用した機体は,この機体と同じくプラット&ホイットニーのエンジンですから塗装データを用意すれば全日空機も再現できますね。
コックピット表示
コックピットは,3D表示でPopupはFMS(CDU)だけです。
起動後のコックピット

Popup FMS(CDU)
そのためMCPの操作は,矢印キーの視点移動で行う必要があります。
またパネルについてもまだ開発途上ということで,動作するものが限られています。
単純にオートパイロットで飛行するだけなら大丈夫です。
FLAP1で離陸し,オートパイロットに頼らず富士山方面に飛行しましたが,機体の挙動は素直だと感じました。
X-Plane11のコックピットは3Dが基本なので,私はFS2004と比べて操作が難しいと感じてしまいます。
まとめ
今後この機体が改良されてVer1.0となるのでしょう。
また,ANA塗装データが公開されるかもしれませんので,期待して待つことにしましょう。
私はエアライナーでの飛行は,FS2004で行っています。
けれどもFS2004ではフリーウェアのA320neoのプラット&ホイットニーエンジン仕様機体は公開されていません。
私はA320neoについては,しばらくこのX-Plane11の機体で飛行を楽しむことになります。
この記事の機体は,つぎの製品のバージョンアップ版で動作確認しています。