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X-Plane11のシーナリーを合理的に収容する方法

X-Plane11向けに作られた大きな空港のデータは150MBを超えるものもあります。日本国内の空港シーナリーをつぎつぎにインストールしていくと,どうしてもディスクの収容スペースが窮屈になってきます。今回新千歳空港を材料に,シーナリーをX-Plane11を納めたSSDとリンクでHDDに収納したときの起動時間を比較したのでその結果を報告します。


X-Plane11導入日記(その92)

X-Plane11のシーナリーを合理的にコンピューターに収納する方法

X-Plane11向けに作られた大きな空港のデータは150MBを超えるものもあります。

空港シーナリーを利用するには,ライブラリー群,空港に駐機する飛行機オブジェクトを含める必要があります。

日本国内の空港シーナリーに限っても,空港をつぎつぎにインストールしていくと,どうしてもディスクの収容スペースが窮屈になってきます。

私のPCインフラでは,フライトシミュレーターを収納するSSDは256GBで,余裕があると考えていました。

FS2004とFSXだけなら十分でしたが,X-Plane11を導入して以降シーナリーや大規模テクスチャーの収納でディスクの容量が20GBを下回る状況になってしまいました。

FS2004やFSXは,表示するときにシーナリーを読み込む方法をとっています。

そのため,FSファンが「瞬停」呼ぶという一瞬シミュレーターが止まってしまう現象を防ぐため,外部ディスクにシーナリーデータを収納することを避けていました。

一方,64bit版であるX-Plane11は起動時に必要なシーナリーデータを読み込むという方式のため,遠距離飛行を除けばシーナリーの収納場所についてあまり神経を使う必要がありません。

今回の実験は,限られたPCインフラの元で合理的にシーナリーデータを収納するため,シーナリー収納場所がX-Plane11に及ぼす影響について,起動時間に注目して調べたものです。

言い換えれば,X-Plane11を収納しているSSDと外部リンクのHDDで起動時間にどれだけ差を生じるかという点について実験をしました。

材料は,少し大きめのデータ量である新千歳空港を使用しました。
このシーナリーは,153MBの大きさがあります。

新千歳空港のデータのダウンロードとインストール

ダウンロード

北海道の空の玄関口といえば新千歳空港です。また,札幌市内には丘珠空港というローカル線の空港があります。この二つの空港を一つのパッケージにした作品が公開されています。

データ名は”Japan Sapporo Area Airports(RJCC & RJCO) 1.6”で,X-Plane.orgからダウンロードします。

なお,Flightsim.comには,古いバージョンのデータがあるので,間違えないようにしてください。

利用するライブラリーは,”OpenSceneryX”と”Flags of the World”です。

これらのライブラリーの入手方法は,私の記事を参考にしてください。

X-Plane.orgから引用

X-Plane11の空港を表示するには,たくさんのライブラリーが必要なことがあります。 それらをテストする環境のひとつとして,セイシェル国際空港シーナリーがあります。 この空港に限らずX-Plane11の空港風景を楽しむため,少し多めですがライブラリーを導入します。 ...

インストール

インストール方法は通常のフリーシーナリーと同様です。

ダウンロードした”Sapporo Area Airports v1.6.zip”を適当な場所で展開します。

できあがった”Sapporo Area Airports v1.6”フォルダー内にある”Japan_RJCC RJCJ New Chitose v1.5”と”Japan_RJCO Sapporo Okadama v1.5”フォルダーをX-Plane11>Custom Sceneryフォルダーにコピーするだけです。

これは展開したフォルダー内にある”Sapporo Area Airports installation.pdf”というファイルに図示されています。

起動時間の比較結果

スマートフォンのストップウォッチ機能を使ったので厳密な測定ではありません。

あらかじめお断りしておきます。

新しいフライトを設定して実行ボタンをクリックしてコックピットが表示されるまでの時間を測定しました。

結果は次のとおりです。

データをCustom Scenery(SSD)内においた場合の起動時間は57.62秒

データを外部ディスク(HDD)内においた場合の起動時間は68.56秒

その差は,11秒あまりです。

あまり差はないと考えるかどうかは,個人によって考え方は異なると思います。

ちなみに,比較的大きなライブラリーである”Japan pro”の収納場所を変更してで比較したときには,ほとんど差は生じませんでした。

高精細地形データ,秋冬テクスチャー,Japan proライブラリーをすべてインストールし,2月6日に設定して測定しています。

札幌エリアシーナリーの表示

新千歳空港

新千歳空港は,旅客ターミナルと貨物ターミナルに分かれていて,そのどちらにもAI機が表示されます。

旅客ターミナルの全景

貨物ターミナル全景

札幌丘珠空港

丘珠空港は,自衛隊との共用空港です。

また隣接してスポーツセンターのドームがあります。

遠景には札幌市街地が見えます。

そちらに飛行してみましたが,大通公園と北海道大学の植物園は判別できましたが,時計台やテレビ塔は判別できませんでした。

丘珠空港全景 自衛隊エリアとスポーツセンタードームが見えます

駐機場には,実際には存在しないSAAB340らしきANA塗装機が止まっています。

シーナリーの説明には,リアリティを追求する方はペイウェアのHAC塗装機を使ってほしいとの記載があります。

尾翼のロゴも裏返しになっている,架空の機体です

札幌市街地の風景(大通公園と植物園が判別できます)

シーナリー収納の考え方

時間の差異は,収納ディスクのアクセススピードに左右されるだけで場所の違いは起動時間への影響はほとんどないのでしょう。

検証に利用できるSSDディスクを持っていないので断言はできませんが,外部ディスクをSSDにすれば,どこにおいても起動時間に差は生じないのではないかと思います。

さて,今回の結果から私が考えた合理的なシーナリーデータの収納方法はつぎのとおりです。

・起点となる空港シーナリーは,Custom Scenery(SSD)に置く。
・よく使う到着地の空港シーナリーは,Custom Scenery(SSD)に置く。
・あまり使わない到着地の空港シーナリーは,外部(HDD)に置く。
・容量が小さいライブラリーはCustom Scenery(SSD)に置く。
・容量の大きいAI機データライブラリーは外部(HDD)に置く。

まとめ

限られたPCインフラのもとで出来るだけシーナリーを合理的に収納していただくとき,今回の実験結果を参考にしていただければ幸いです。

うまく収納すれば,日常的に使うルートを快適に飛行できると考えます。


この記事は,つぎの製品のバージョンアップ版で実験しています。

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