スポンサーリンク

X-Plane11で積雪の空港を再現する方法

X-Plane11では,シーナリーの季節表現があっさりしています。
日本国内の空港でも,季節感を出すにはアドオンライブラリーの導入が必要です。
特に冬の滑走路や誘導路については,設定にもさらに工夫が必要なので,新潟空港を例として説明します。


X-Plane11導入日記(その72)

X-Plane11で雪が積もった滑走路と誘導路を表現する

実際の空港は,雪が降ると除雪を行うので,誘導路と滑走路にひどい積雪があるということはありません。

けれども除雪が間に合わなくなると,空港閉鎖ということになります。

X-Plane11では,積雪のある空港を表現するとき,ノルウェーの空港シーナリーで夏と冬のシーナリーをそっくり入れ替えるという大技を使っていた例もありました。

今回ご紹介するのは,そのような大技ではありません。

新潟空港シーナリーと積雪のテクスチャー

新潟空港シーナリーのダウンロードとインストール

データのダウンロード

まず雪の多い日本海側の空港の代表選手である新潟空港(RJSN)のシーナリーを導入します。

このシーナリーは,日本の方がX-Plane.orgで公開されているX-Plane10向けのシーナリーですが,X-Plane11でも問題なく使うことができます。

必要なシーナリーライブラリーは,OpenSeceneryXだけです。

シーナリーのタイトルは”RJSN Niigata Airport 1.0”です。

Googleで”RJSN X-Plane11”で検索するとすぐに見つかります。

X-Plane.orgより引用

インストール手順
空港シーナリー

空港シーナリーのインストール手順は次のとおりです。

  1. ダウンロードした”RJSN_Niigata_AP-V1.zip”ファイルを展開します。
  2. 出来上がった”RJSN NIIGATA JP”フォルダーをX-Plane11をインストールしたフォルダー内にある”Custom Scenery”フォルダーにコピーする。

フリーシーナリーと,このライブラリーの詳しいインストール方法は,私の過去の記事をご覧ください。

X-Plane11にフリー・シーナリーを導入する
X-Plane11で飛行できるようになると,空港オブジェクトを追加したくなります。 羽田空港など大きな空港には,デフォルトでオブジェクトがありますが,日本国内の地方空港は,オブジェクトは皆無という状況です。 幸いにも,フリーデータのオブジェクトが多数提供されて...
季節のシーナリー

つぎに,私のご紹介した秋冬のシーナリーの導入を済ませておいてください。

これを行わないと,空港の周囲が夏のままになってしまうからです。

X-Plane11に紅葉と雪景色を導入する方法
デフォルトのX-Plane11には,季節の変化を表現するシーナリーデータは入っていません。 フリーウェアのデータを導入すれば風景に季節の変化を表現する事が出来ます。 けれども快適に飛行するためには,工夫が必要ですので,導入方法と設定方法を説明します。 X...
滑走路と誘導路の積雪を表現するテクスチャーファイル

最後に,滑走路と誘導路の吹き寄せられた積雪を表現するテクスチャーを導入します。

このファイルは”Modified blowing snow runway / taxiway effect 1.0”というタイトルです。

Googleで”Snow runway X-Plane11”と検索するとすぐに見つかります。

導入手順は次のとおりです。

  1. ダウンロードした”Blowing_Snow_1.0.zip”ファイルを展開します。
  2. 展開してできた”Blowing_Snow_1.0”フォルダーを開きます。
  3. その中にある”Drifting_Snow_Set_01”フォルダーを開きます。
  4. 私は,低解像度でX-Plane11を使っていますので,低解像度のテクスチャーを使うことにします。
    そういう理由から”01_Low_Res_128_px”フォルダーを開きます。
  5. フォルダー内には”snow.png”というファイルがあります。
  6. この”snow.png”テクスチャーファイルを,”Resources>bitmaps>world>overlays”にあるオリジナルの”snow.png”と入れ替えます。
  7. オリジナルファイルを,”Blowing_Snow_1.0”フォルダー内にある”Deleted_Effect”フォルダーに保管します。
  8. 保管した後に,”01_Low_Res_128_px”フォルダー内にある”snow.png”を”Resources>bitmaps>world>overlays”内に上書きコピーします。

    導入作業の模式図

オリジナルの保管場所は,覚えておけばどこでもかまいません。

X-Plane11での表示

降雪と積雪を表現するためのX-Plane11の天候設定

滑走路のテクスチャーを入れ替えただけでは,空港の降雪と積雪の表現は十分ではありません。

フライトの設定で,日時を1月30日の昼ごろとします。

そして天候設定のタブを開きます。

気象を強い降雨とし,地上気温を氷点下1.1度くらいにしておけば,雪が降ります。

雪の日らしく視程は45km以下広がった積雲という設定です。

暴風雨はなく,静かな雪の日です。

この状態で新潟空港の10番滑走路から離陸するフライトを始めます。

空港シーナリーの表示

コックピットが表示されるとすぐに滑走路に吹き寄せられた積雪があるのが見えます。

動画でないと判りづらいですが,しんしんと雪が降っています。

オリジナルのテクスチャーでは。ここまではっきり表現されません。

モザイクみたいに見える滑走路と誘導路のオリジナルの積雪表示

離陸すると,窓の外を雪が流れていくのがわかります。

沖には,貨物船が浮かんでいます。


また空港には,積雪のある駐機場に全日空のB747が見えます。

空港の芝生部分には積雪がありません。
ここまでが,導入したテクスチャーの限界のようです。

少し晴れた設定での空港全景

芝生部分まで積雪を表現しようとすると,芝生のテクスチャーを入れ替える必要があるわけです。

このことでノルウェーの空港が使った大技を理解することができます。

一方,空港の外に目を向けると,冬のシーナリーはちゃんと表現されています。

まとめ

X-Plane11での空港シーナリーの表現の限界に挑戦するような,きわどい設定で新潟空港をご紹介しました。

新潟空港の製作者の方には,申し訳ないシーナリーの使い方をしてしまいました。

とりあえず,X-Plane11での冬の飛行をできるだけリアルにする方法をお話でしたということをご理解ください。


この記事は,次の製品で動作確認をしています。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

フォローしてもらえば,ブログの更新がすぐわかります

スポンサーリンク
スポンサーリンク