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X-Plane11に紅葉と雪景色を導入する方法

デフォルトのX-Plane11には,季節の変化を表現するシーナリーデータは入っていません。
フリーウェアのデータを導入すれば風景に季節の変化を表現する事が出来ます。
けれども快適に飛行するためには,工夫が必要ですので,導入方法と設定方法を説明します。


X-Plane11導入日記(その53)

X-Plane11に秋冬の風景データをインストールする

デフォルトのX-Plane11は,夏景色です。

春・秋・冬の季節変化を表現するシーナリーデータは標準では入っていません。

ユーザーにとって良いか悪いかは別として,「あくまでも,X-Planeは飛行の再現に徹するんだ。」という開発元の矜持を感じさせます。

X-PlaneもVer.10以降は,大規模なシ-ナリーデータを扱えるようになりました。

その結果,風景に季節の変化を表現するためのフリーウェアが発表されました。

これらのデータは,規模が大きくX-Plane11で快適に飛行するためには,設定に工夫が必要です。

導入した秋の風景シ-ナリー(この画像は高精細地形データを使用しています)

秋冬のデータのダウンロード

2つのデータをX-Plane.orgからダウンロードします。

いずれのファイルも,容量が大きなファイルですからネット回線が空いている時間帯を選んでダウンロードしましょう。

この2つのデータは,以前X-Plane10用に発表されていたものをX-Plane11用にバージョンアップされたものです。

なおX-Plane11用の春のデータは,2018年10月時点では発表されていません。

また,これらの秋冬データはフォトシーナリーには反映されませんので注意が必要です。

X-Plane.orgより引用

秋冬のデータのインストールと設定

データの展開とインストール

ダウンロードしたファイルを展開してください。

データが大きいので,展開にも少し時間がかかります。

展開したら,”Seasons_N_Autumn”,”Seasons_N_Winter1”,”Seasons_N_Winter2”,”Seasonal Snow ND”,”Seasonal Snow N”,”Seasonal Fall N”の6つのフォルダーを”Custom Scenery”フォルダーにコピーします。

つぎに,”scenery_packs.ini”ファイルをメモ帳で編集します。

X-Plane11起動後に取り込まれるデータを編集してもかまいませんが,データを作られた方が,このように設定してくださいと以下のようにデータを説明されています。

これはXP11のための私の秋冬の景色の更新されたバージョンです

以前より簡単にインストールできます。カスタムの風景フォルダに解凍してドロップするだけです。 scenery_packs.iniを次のように編集してください。

{{AIRPORTS}}

SCENERY_PACK Custom Scenery/Seasons_N_Autumn/
SCENERY_PACK Custom Scenery/Seasons_N_Winter1/
SCENERY_PACK Custom Scenery/Seasons_N_Winter2/
SCENERY_PACK Custom Scenery/Seasonal Snow ND/
SCENERY_PACK Custom Scenery/Seasonal Snow N/
SCENERY_PACK Custom Scenery/Seasonal Fall N/

{{SCENERY, LIBRARIES and ORTHOS}}

ファイルはサイズが大きいためGoogleドライブにあります。
私はそれをバラバラでなく,簡単にインストールしたいと思っていました。

季節の景色を表示するには,Xplaneを秋は9月か10月に,冬は11月,12月,1月,2月に設定して起動する必要があります。
空港に座っている間に日付を変更しても機能しません。

秋と冬の期間は,library.txtファイルで編集できます。

(秋冬の記事データを翻訳し,一つに編集しています。)

設定した私の,”scenery_packs.ini”は,次のようになります。
SCENERY_PACK Custom Scenery/Japan Tokyo/
SCENERY_PACK Custom Scenery/Japan Osaka/
SCENERY_PACK Custom Scenery/Seasons_N_Autumn/
SCENERY_PACK Custom Scenery/Seasons_N_Winter1/
SCENERY_PACK Custom Scenery/Seasons_N_Winter2/
SCENERY_PACK Custom Scenery/Seasonal Snow ND/
SCENERY_PACK Custom Scenery/Seasonal Snow N/
SCENERY_PACK Custom Scenery/Seasonal Fall N/
SCENERY_PACK Custom Scenery/x_Prefab_Library/
SCENERY_PACK Custom Scenery/3D_people_library/

編集が終わったら上書き保存しましょう。
これでインストール作業は終了です。

秋冬のデータを使うための操作

この秋冬のデータを使うには,フライトのカスタマイズを行います。

ここで注意が必要なのは,飛行機が滑走路上にある時にフライトの時節変更をしても,シーナリーには反映されないことです。

必ず,トップメニューからフライトの時節設定をする必要があります。

秋冬の時期を自分でコントロールしたい場合には,ドキュメントを読んで各フォルダー内にある”library.txt”内の設定数字を編集する必要があります。
まあ,最初のうちは,このままで使うのが良いと思います。

秋冬のデータを快適に使うための設定

今回の秋冬のデータを使うときには,私のX-Plane11環境を大幅に変更しています。

大きな設定変更は,高精細地形データである”zzz_uhd_global_scenery4”フォルダーを”Custom Scenery”フォルダーから外しています。

最初に導入の確認作業をしているときには,”zzz_uhd_global_scenery4”フォルダーを導入したままで行いました。

そのときに,フレームレートが,一桁台に急降下してしまい,X-Plane11から”正常に飛行できる環境ではない”という警告が画面に表示されてしまいました。

VRAMの使用状況を確認していたわけではありませんが,導入した秋冬データのフォルダーの大きさは,5.78GBあったので,少し不安を感じていました。

案の定,正常に飛行できるような状態にはなりませんでした。

”zzz_uhd_global_scenery4”フォルダーの大きさは3.65GBありますから,単純計算で秋データと高精細データでは5GBを超えることになります。

X-Plane11がどのようにデータを読み込んでいるのかは判りませんが,ビデオカードに負荷がかかっているのは事実だと考えました。

ということで,もし読者の皆様のビデオカードのVRAMが4GBであれば,私の行った高精細地形データを外すという対応が必要です。

X-Plane11での秋冬データの表示

日本でこの秋冬のデータを,はっきり体感できるのは北海道です。

北海道の秋は,早くX-Plane11の旭川空港では10月半ばに冬景色になってしまいます。
そのため,時節を9月16日に設定して旭川空港から離陸しました。

周りは,赤や黄色の木が目に入りますので,無事表現できていることがわかります。

VRAMの使用状況も,ギリギリセーフです。

9月16日の旭川空港離陸後の風景

また冬については,積雪の時期が長いので確認は簡単です。
一番寒い立春の,2月4日の昼に時節を設定して離陸しました。

大雪山は,真っ白で飛行場周辺も真っ白です。

2月4日の旭川空港離陸後の風景

まとめ

ビデーカードのVRAMが4GBの場合,秋冬の風景データを快適に使うには,高精細の地形データを同時に使うことはできません。

このことは,X-Plane11をどのように使うのかというユーザーの選択が必要になると言うことです。

夏の時節設定だけで使うのであれば,高精細地形データを使うことができます。

どんな時節でも,快適に使うという最高の環境をそろえようと思われる方は,VRAMが8GB以上の高性能ビデオカードを導入することになります。
しかし,その要件を整えるには,少なくない金銭的負担が必要です。

あえて私は,今ある物で,楽しんでいきましょうという事を提案したいと思います。

ここでは,提供していただいた秋冬のフリーウェアに恩を感じ,今ある環境で楽しむというということで,「知足知恩」という言葉が,あてはまるのではないでしょうか。


この記事は,次の製品で動作確認を行っています。

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