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FS2004用のグライダーをウインチで牽引して離陸させる方法

漫画家小沢かな先生の「ブルーサーマル」という作品が完結しました。

この作品に出てくるグライダーは,フライトシミュレーターでもおなじみのものです。

けれどもフリーウェアのFS2004のグライダーというと,フライト作成時には地上で静止しているだけです。

そして飛ぶときには,高速移動機能で上空に運んでスタートというのが定番です。

いまいち実感がないなと思っていたところ,ちゃんとウインチで牽引してくれる機能があるグライダーが見つかったので,ご紹介します。


ウインチでの牽引による離陸を実現したグライダー

グライダーを作品の道具立てに使っている小沢かな先生の「ブルーサーマル」という作品が完結しました。

グライダーという普段なじみのない航空機を題材にして,一人の女子学生の成長物語に仕上げておられます。

この作品の中に出てくるディスカス(Discus)というグライダーがあります。

ドイツのCzech Orlican company社のグライダーで,単座・復座などいろんなバリエーションがあります。

今回ご紹介するのは,Schempp-Hirthが製作した単座のCSというタイプで,紡錘形の胴体とT字尾翼を持つスタイリッシュな機体です。

しかも,ウインチで牽引されることによって地上から離陸できるのです。

Discus CS by nickthebee. Photo from flickr

FS2004のDiscus CS

FS2004用機体データのダウンロードとインストール

機体ファイルのダウンロード

機体データをWOLFGANG PIPER’S HOME PAGEからダウンロードします。

以前にこのサイトの紹介記事を書きました。

シミュレーターファン垂涎のグライダーサイト WOLFGANG PIPER'S HOME PAGE
シミュレーターグライダーサイト WOLFGANG PIPER'S HOME PAGE グライダーファン垂涎のサイトを見つけました。 WOLFGANG PIPER'S HOME PAGEは,ドイツのサイトです。 グライダーデータの宝庫 ...

トップページにあるイギリス国旗が英語表記バージョンの入り口ですから,イギリス国旗をクリックします。

表示されたページの左端に機体選択メニューがあります。

Discus CSが掲載されているのは,”Glider Part 3”です。

青い三角印のついている,”Glider Part 3”ボタンをクリックします。

表示されたページは,カタログページになっています。

求める機体があることを確認しましょう。

目指す機体があることがわかったら,ページの一番下にある”Download for FS9”というボタンをクリックします。

表示される一覧表から,”Discus CS”を見つけて,クリックすればダウンロード出来ます。

ダウンロードした”discus-cs_v3.zip”を適当な場所で展開します。

展開されたフォルダー内には,牽引機能のついていない機体がデフォルトで構成されています。

今回このフォルダー内にある,データから牽引装置のついたDiscus-CSを構成していきます。

仮想牽引装置(VET:[Virtual Engine Technology])のついた機体フォルダーを新しく作ります。

名前を”Discus-VET”としました。

まず,下図の緑色の四角で囲んだファイルとフォルダーを”Discus-VET”にコピーします。

つぎに,”VET”フォルダーを開きます。

中にあるすべてのファイルとフォルダーをすべて上書きで”Discus-VET”にコピーします。

つぎに,計器板を表示するために必要な,”SOARRec.dll”を含んでいる”FS2002 Flight Recorder and Flight Viewer”をVirtual Soaring.orgからダウンロードします。

A site dedicated to soaring - both real world and virtual

virtualsoaring.orgから引用

ダウンロードページのリンクはここです。

ダウンロードした”beta-2.zip”というファイルを展開し,中にある”SOARRec.dll”をFS2004の”Module”フォルダーにコピーします。

また,音に関する”FSSound.dll”も同様にModule”フォルダーにコピーします。

FSSound.dllについては,私のつぎの記事を参考にして導入してください。

Windows10上のFS2004でGPWSやfssound.dllが使えます
fssound.dllというFS2002時代からのサウンドモジュールがあります。 FS2004になっても新バージョンがでていましたが,Windows10ではどういうわけか動作しなくなりました。 それを動かす方法と,GPWSとともに一括インストールできるパネルも...

そして,” FSUIPC.dll ”がモジュールフォルダーにあることを確認してください。

FSUIPC.dll は登録バージョンでなくてもよいようです。

つぎに,”C:\ユーザー\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\FS9”
というフォルダーにある”fs9.cfg”をメモ帳で開きます。

下の画像のように「古い2つのモジュールを使うよ。」とFS2004に知らせる[OLDMODULE]定義を記入します。

そして,”Discus-VET”フォルダーをFS2004のAircraftフォルダーにコピーすれば導入作業は完了です。

FS2004での表示

機体選択画面

航空機メーカーは製作者の”Schmpp Hirth”,機種は”Discus CS Winde”,バリエーションは記載が無いので”標準設定”となっています。

けん引索による離陸

飛行場はどこでもOKです。

私は調布飛行場を選びました。

外部視点にしてみると,どういうわけか翼端の支えがないにもかかわらず水平に止まっています。

操縦席の画像

表示されるコックピットは,オリジナルの計器で構成された魅力あふれるものです。

また,仮想コックピットも装備されています。

計器の使い方は,DOCフォルダー内にあるマニュアルに記載されています。

離陸準備作業

左下の数字が,けん引索を解放する高度(Feet)で,矢印アイコンで数字を変化させることができます。

左にある白いスイッチが,けん引スタートスイッチです。

下に倒れているときは,OFFになっています。

上側にあるランプが緑色ならは,けん引OKのサインです。

VETシステムの説明は,ここにあります。

では,ウインチでけん引してもらうことにしましょう。

まず牽引装置のエンジンスロットルを最大にするために,機体のスロットルを最大に動かします。

パーキングブレーキを解放し,白いけん引スイッチの上部(マウスを動かすと+が表示される)をクリックしてけん引をスタートさせます。

スイッチON直後から,けん引状態を表示するランプが黄色く点滅し,20秒後にけん引が始まります。

けん引されて指定高度に達すると,けん引フックが解放されます。

そのとき,けん引状態を示すランプが赤色(解放)に変わり,その後消灯します。

滑走車輪を収納し,ソアリングを楽しみましょう。

旋回して,調布飛行場上空を旋回してみました。

まとめ

牽引装置があるだけで,実感あふれるソアリングが楽しめます。

さらに風切音による演出効果もあって楽しめる機体です。

私は,FSX用に市販のDiscusを購入しましたが,それにも劣らない素晴らしい機体だと思います。

日本各地に”ブルーサーマル”を出現させるシーナリーがあったので,別の機会にご紹介します。

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