現在もB767-300は日本の空で活躍しています。
この機体の先輩であるB767-200は,二人乗務を目標に作られた最初の旅客機です。
いまでは,すべて退役しましたが国内各社で使われた人気の機体でした。
このB767-200をFS2004で飛ばすことにしました。
グラスコックピットを備えた最初の旅客機
B767-200は,2人乗務を目標にしたグラスコックピットを備え,石油ショック後における経済性を重視した第4世代旅客機の先駆けです。
セミワイドボディを採用したB767とナローボディを採用したB757は,同時期に開発され,航空会社の要望に応じて販売されました。
日本では,ANA,JAL,JTA,JAA,AIR DOそしてSKYMARKが運航しました。

ANA B767-200 (JA8241) by Bruno Geiger Airplane Picture. Photo from flickr
FS2004用データのダウンロードとインストール
データファイルのダウンロードとインストール
Flightsim.comから”ana8252.zip”というファイルをダウンロードします。
Flightsim.comから引用
機体のインストール
この機体は青いBマークは付いていませんが,インストールは簡単です。
ダウンロードしたファイルを展開すると”ana8252”フォルダーができますから,これをFS2004のAircraftフォルダーにコピーするだけで作業は終わりです。
FS2004での表示
フライトの作成画面
この機体の航空機メーカーはどういうわけか”ALL Nippon Airways”,機種欄は,”Boeing 767-200”,バリエーションは”ALL Nippon Airways”,機体番号は”JA8252″です。
操縦席の画面
デフォルトのB777-300のコックピットパネルです。
仮想コックピットはありません。
別記事で専用のグラスコックピットを導入します。
滑走路上の機体
この機体は,国内線の主力機でしたから羽田空港に駐めました。
羽田を離陸して,西へ旋回したところをワンショットしました。
まとめ
B767-200が,現在では当たり前のようになった二人乗務機の先駆けだったことにビックリしました。
小さなB737-200が3人乗務だったのに,B737より大きいB767-200が2人乗務となったことで,コックピットの標準になっていったのです。
そしてそれをささえたのは,グラスコックピットの導入だった訳です。
B767-200は,旅客機発達の一つのエポックメーキングになった記念すべき機体です。