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東京都の離島航路を支えた「島民」

東京都23区の南には,たくさんの島々があります。

現在は新中央航空の新鋭機Do228がその島々を結ぶ役目を担っています。

この航空路を長らく支えていた「島民」と訳される小さな飛行機がありました。

ブリテン・ノーマン・アイランダーという飛行機です。

FS2004にもこの小さな力持ちの「島民」をインストールしましょう。


東京都の離島航路を支えてきたBN-2

東京都23区の南には,たくさんの島々があります。

現在は新中央航空の新鋭機Do228がその島々を結ぶ役目を担っています。

この航空路を長らく支えていた「島民」と訳される小さな飛行機がありました。

ブリテン・ノーマン・アイランダーという飛行機です。

私は,以前の記事で2度このBN-2を取り上げました。

この航路を基にした,BN-2は,FS98時代にアドベンチャーが発売されていたことや,絵本があることを紹介しました。

荒天に強く,離島航路を支えたBN-2 アイランダー
頑丈な機体で人気の BN-2 アイランダー 小さな旅客機BN-2 BN-2アイランダーは,1967年8月初飛行の歴史の長い機体です。 乗客8人の小さな旅客機です。 シートはベンチ式で,乗客入り口は自動車のようなドア式左右各1枚です。 運行...
ほのぼのとしてしまう子供向けの飛行機絵本がありました
2007年刊行の「みねおみつ」さん作「ちいさなひこうきのたび」という本を読みました。 本にでてくる飛行機は,あのブリテン・ノーマン・アイランダーです。 固定脚で,短距離着陸が得意な機体です。 離島航空路で,よく使われていた機体で海外では今でも使われていますね...

これらの記事を書いたときには,BN-2のNCA塗装データを見つけることができませんでした。

日本のエアライナーの調査を進めるうちに,偶然みつけることができました。

けれども,そこからが難関でした。

FS2004用の機体データを整えるのに苦労しました

NCAのBN-2は,登録番号がJA5305です。

BN-2は,プロペラの枚数やエンジン形式でそのバリエーションが多いのです。

JA5305がどのバリエーションの機体なのかを調査しました。

その結果,JA5305が塗装データに記載してある3枚ペラの機体ではなく,2枚ペラの初期型であることがわかりました。

BN-2 in Oshima by Eiko Hayashi. Photo from flickr

基本機体がわかって,いざインストールというところでパネル内のゲージが表示されないという現象に出会ったのです。

基本機体のドキュメントをよく読むと,機体のインストールの前にゲージとサウンドなどのデータをインストールするよう指示があったのです(^^;)

機体データには,インストーラーが付いていますが,Windows10では動作はしても機能しませんでした。

そのためWindows10上で動くFS2004にこのBN-2をインストールするには,面倒な手作業が必要でした。

この手順をできるだけわかりやすく整理しましたので,ぜひこの機体をインストールして楽しんでください。

FS2004用NCA BN-2のデータのダウンロードとインストール

データのダウンロード

データは3種類あります。

3種類とも,Flightsim.comからダウンロードできます。

塗装データ,機体データ,ゲージ+サウンドデータは次のとおりです。

検索すればすぐに見つかります。

bn-islander---nca.zip
difln32g.zip
bn32rest.zip

NCA 塗装データ

BN-2 2枚ペラの機体データ

BN-2の計器とサウンドなどのデータ

データの展開とインストール

ダウンロードしたファイルを適当なフォルダー内で展開します。

このBN-2は単純にコピーすればOKという機体ではありません。

手順を踏んでインストールをしていきます。

計器データなどをまず最初にインストールしたあとで,機体フォルダーを構成しインストールします。

塗装データを展開したフォルダーに機体データを構成していきますので,塗装データフォルダーを”BN-2 Islander – New Central AirService”と変更しました。

この”BN-2 Islander – New Central AirService”を以下の説明では”NCAフォルダー”と書いていきます。

BN-2用計器とサウンドデータのインストール

ゲージ類のデータを展開した”bn32rest”フォルダーを開きます。

この中にある”MSVBVM60.DLL”というモジュールファイルを,Windows10のシステムをシンストールした”Windows”フォルダー内の”system32”にコピーします。

このモジュールは,マイクロソフトが提供しているVisual BASIC用のランタイムモジュールです。

怪しいモジュールではありませんから安心してコピーしてください。

Windows10 64bit版は”system32”ですが,32bit版は”system”フォルダーになると思います。

つぎに,”effects“,”guages“そして”sound“の3つのフォルダーを,FS2004をインストールしたフォルダーにコピーします。

重複したファイルがあったときには,あたらしい方を残してください。

インストール用機体データの構成

塗装データフォルダーを展開した”NCAフォルダー”に,機体データを構成していきます。

BN-2 Panel“を開いて中にある”Panel.b”というフォルダーを”Panel”に名前を変更し,”NCAフォルダー”にコピーします。

機体データフォルダーを展開した”difln32g”フォルダー内の”BN-2B_3”フォルダーから,”model“,”sound“の2つのフォルダーと,”aircraft.cfg“,”BN2.air“の2つのファイルを”NCAフォルダー”にコピーします。

元機体を残したい方は,”texture.ifln”もコピーしてください。

私は,コピーしませんでしたので,以下の説明はNCA機体のインストールに限らせていただきます。

aircraft.cfgの編集

”NCAフォルダー”にコピーしたaircraft.cfgファイルをつぎのとおり編集します。

塗装データのドキュメントが指示している機体データが誤っていたので,その部分の修正が必要です。

aircraft.cfgファイルと”[fltsim.x].txt”をメモ帳で開き,2つを並べておいて,コピーアンドペーストした後に修正してください。

修正と組み込みは,難しくはありません。

修正したら,上書き保存します。

出来上がったNCA BN-2機体フォルダーの構成とインストール

出来上がった”NCAフォルダー”は,つぎのようになっています。

jpgファイルやReadme-Install.txtファイルは,削除してもかまいません。

さあ,”NCAフォルダー”をFS2004の”aircraft”フォルダーにコピーすればインストールは終わりです。

FS2004のNCA BN-2

苦労してインストールした甲斐のある,素晴らしい機体です。

フライトの構成での機体選択画面

航空機メーカーは”Britten Norman”,機種は”BN-2″,バリエーションは”NCA”,コールサインは”JA5305″です。

コックピット画面

コックピットは,フォトリアルなコックピットです。

中央の飛行機のアイコンをクリックするとスロットルが表示できます。

アイコンのないサブパネルも,”Shift”+”2”~”6”で表示できます。

燃料タンク切替スイッチとスロットルパネル

オーバーヘッドパネルと電気関係スイッチ

テンキーの9~7まで右回りに押していくと,コックピット内を眺めることができます。

仮想コックピットも装備されています。

すばらしい出来映えですね。
乗客がいないのは寂しいですが(笑)

滑走路上のBN-2

やはり,表示は調布飛行場ですね。

すぐに飛んでみたくなったので,調布上空からワンショットしました。

まとめ

ないないと思っていたところ,ペイウェアとまちがってしまいそうになるくらいの素晴らしい機体になりました。

データを作って提供していただいた皆さんに感謝いたします。

私は機体ができあがると,「FS98のアドベンチャーがFS2004に移植できれば,楽しめるのになあ」と考えてしまいました。

とりあえず,FS98に昔のアドベンチャーをインストールしてデータを抽出するところからですが,ほかにもやることが多くていつになるやらというところです。

たのしい日々が続きそうです。

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