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AI機の改修で飛行可能なJETSTAR JAPAN A320-232を作る

2014年に日本最大の搭乗者数を獲得したLCCの雄であるJETSTAR JAPANが,設立当初に導入したA320は,JETSTARグループ世界共通の機材で,カンタス航空仕様の機体でした。

FS2004用の機体を,AI機用のデータを改修することで作る事ができたので,その方法を説明します。


ウイングレットの小さいJETSTAR JAPANのA320-232

2014年に日本最大の搭乗者数を獲得したLCCの雄であるJETSTAR JAPANが,設立当初に導入したA320は,JETSTARグループ世界共通の機材で,カンタスグループ仕様の機体でした。

LCC設立に消極的だったJALの後押しをしたカンタスグループが,導入コストを抑えるために提案したものです。

JETSTAR JAPANの初期に導入した5機が,この型式で翼端はシャークレットではない小さなウイングレットの機体です。

エンジンは,JETSTARグループ共通のV2500シリーズエンジンを搭載しており,機体形式はシャークレト付きの機体と同じA320-232です。

JETSTAR A320-232 (JA02JJ) by Yoshiharu Mohri  Photo from flickr

FS2004用 初期導入のJATSTAR JAPAN A320-232

データファイルのダウンロードとインストール

ファイルのダウンロード

機体のデータは,Flightsim.comからダウンロードします。

ファイルは基本機体データと塗装ファイルです。

基本機体データは”djc_a320.zip”です。

このデータは,AI機の基本データです。

AI機といってもこのデータは少しの改修で,飛行状態にできる事がドキュメントに記載されていました。

Flightsim.comから引用

塗装データは,この機体データに適合する”djc_a320jjp.zip”というデータです。

Flightsim.comから引用

データを組み合わせてJETSTAR JAPAN初期導入型のA320-232を作る

AI機のデータを組み合わせて飛行可能な機体を作るとはいえ,AI機のデータパッケージにその方法が記載されています。

まず,塗装データファイルを展開した”djc_a320jjp”フォルダーの中にある”[fltsim.x].txt”を開きます。

この中には,これまで塗装データを導入する時に必要とする機体のデータが書いてありますから,基本機体パッケージの中から適合するデータを選び出します。

機体データ(model)は,IAEですから,ファイル名は”model.IAE”であることがわかります。

つぎに基本機体フォルダーの中にあるaircraft.cfgファイルを編集します。

基本機体フォルダーの中に,塗装データフォルダーをコピーし,不要なmodelフォルダーを消去します。

操縦席データは,B737のものが定義してあるので,グラスコックピットに変更します。

A320用グラスコックピットのパネルフォルダーを基本機体フォルダーの中にコピーします。

コピー元は,JETSTAR JAPANのシャークレット付きの機体でいいでしょう。

JETSTAR JAPANのA320は,エンジンにIAE社のV2527-A5を使っているA320-232という型式の機体です。 成田と関空を拠点に国内外を結ぶ路線を拡大しており目を離せない航空会社です。 幸いにもFS2004用の機体が揃っていますから導入してい...

airファイルの調達

基本機体には,”DJC_A32X.air“というairファイルが付属しています。

このAirファイルは,AI機用の定義ファイルのためこのままFS2004に導入したのでは機体選択画面に表示されません。

airファイルを編集する”air152up.zip”というデータが、Flightsim.comにあるのですが今回は少しズルをすることにしました。

先に導入した,シャークレット付きのA320-232のairファイルである”pa320-v2527.air”を使うことにしましょう。

理由は,幸いにもシャークレットが付いている以外の機体仕様が変わらないからです。

ファイルは,JETSTAR JAPANのシャークレット付きの機体から持って来ます。

つぎに,airファイル定義を,基本機体のaircraft.cfgファイルに記載します。

変更後のaircraft.cfgファイル定義部分は次のとおりです。

<<< DJC Airbus A320 FDE December 2007 >>>
//Your [fltsim.x] entries go here:
[fltsim.0]
title=Airbus A320-232 Jetstar Japan JA01JJ
 sim=pa320-v2527
 model=IAE
 //panel=
 panel=KW_A320FS9_ds
 texture=JJP_JA01JJ
 atc_airline=Orange Liner
 atc_id=JA01JJ
 atc_heavy=
 ui_manufacturer=Airbus
 ui_type=A320-232
 ui_variation=Jetstar Japan (JA01JJ)
 description=DJC A320 by Craig Ritchie. Repaint : Mitsushi Yutaka(FSpainter)
 atc_parking_types=GATE,RAMP
 atc_parking_codes=JJP

編集し終わったaircraft.cfgファイルをここからダウンロードできるようにしました。

出来上がったフォルダー構成

内容はこんな具合です。

ついでに,フォルダー名をシャークレット付きの機体に習って”JETSTAR JAPAN A320-232_JA01JJ”に変更しましょう。

出来上がったフォルダーを,FS2004の”Airacraft”フォルダーにコピーすれば,インストールは終了です。

FS2004での表示

フライトの作成画面

この機体は航空機メーカーを”Airbus”で登録しました。

操縦席の画面

仮想コックピットは,表示されません。

組み込んだA320用のグラスコックピットです。

滑走路上の機体

JETSTAR JAPANの関西の拠点である関西空港に駐機しました。

元がAI機とはいっても,飛行可能を想定した機体なので,表示と飛行に全く問題はありません。

AI機から改修した機体の不備な点

実は,この機体の可動翼は動作しません

フラップも最大展開状態でも開いてはいませんし,ラダーを動かしても垂直尾翼は動作しません。

AI機の改修というのは,こういう欠点もあるということをご理解の上ご利用ください。

まとめ

奇しくもAI機を飛行可能にするスキルを習得することができました。

可動翼が動かないというのはさみしいのですが,離着陸の際のリアルさがないということだけで,飛行中は違和感はありません。

飛行用に作られた機体ではないのでしかたがありません。

塗装を楽しむ機体として利用することになりますね。

これは,元になる機体データが飛行を想定したものであったことと,利用できるairファイルが手元にあったという幸運で実現したものです。

airファイルエディタを使ってはみたものの,使用法がよくわかりませんでした。

ズルをしたのはそういうわけです(^^;)

AI機を飛行可能にするためだけの,airファイルエディターの使い方は別記事で紹介いたします。
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