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FS2004用のリペイントツールを入手して塗装データの謎に迫る

私は,FS2004用の各航空会社の機体をいろいろ紹介しています。

ふと疑問に思ったのが,どうして基本機体と塗装データが同じでなくてはならないのかとか,デフォルト機体用のデータがほとんどないのかということでした。

リペイント用ツールを入手し,再塗装のまねごとを始めようと塗装データを表示したとき,それらの答えがわかったのです。

FS2004用のリペイントツールを入手すれば塗装データの構造が理解できます

FS2004用の機体データ構成のおさらい

FS2004用の機体データフォルダーをみると,機体構造体データであるmodelと塗装データであるtexture,その他Soundとpanelフォルダーで構成されています。

それぞれのフォルダーを制御するのが定義データであるaircraft.cfgファイルです。

それと飛行機の性能や特性を定義する*.airファイルも忘れてはいけませんね。

FS2004のデフォルトB737-400のフォルダー内容

機体塗装データの内容

textureフォルダーを覗いてみることにしましょう。

デフォルトのB737-400のTextureフォルダーは下の画面のように表示されます。

テクスチャーファイルを大アイコン表示したところ

*.bmp型式のファイルですが,このファイルはWindows10付属のペイントツールでは開くことができません。

読みとれないbmpファイルだった

調べてみると,FS2004の塗装データにはアルファーチャンネルという特殊な色の型式が設定されているので,普通のペイントツールでは読み込めないというのです。

特殊なFS用のbmpデータを変換するツール

フリーツールとして有名なDXTBmp

そこで必要となるのが,FS用と通常のbmpデータを相互に変換してくれるツールです。

昔からフリーツールとして有名なのが”DXTBmp“です.

現在では,Ver4.00.77が入手できます。

DXTBmpのサイトから引用

ここからダウンロードできます。

塗装データを表示する

このツールを使ってデフォルト機体用のbmpファイルを表示したのが,つぎの画像です。

これは,機体の”JAPAN AIRLINES”が鏡文字になってしまうJAL機体のテクスチャーファイルです。

デフォルトB737-400のTextureをDXTBmpで表示したところ

この画像をみると,”JAPAN AIRLINES”が記載されている部分が1カ所しかありません。

これは一つの画像を左右の側面で共用しているという事なんですね。

左右のデータがあるのはロゴ部分だけです。

そして,機体の文字が正しく表示されているANAのB737-200の塗装データを表示したのが次の画像です。

ANA B737-200アドバンスの胴体データをDXTBmpで表示したところ

デフォルト機体とは違い,機体左右のデータがあります。

しかも,各パーツの並び順がデフォルト機体とは異なっています。

機体ごとに塗装データのレイアウトが異なっている

つまり,基本機体に属している塗装データは,その機体を作った方が,その機体用に用意した塗装用の画像を用意してくれているのです。

機体データは,塗装データから必要な部分を抜き取って機体表面に貼り付けるという仕組みです。

そして,この基本形式の画像をペイントキットと呼んでいます。

デフォルト機体の文字修正ができないわけ

デフォルト機体の塗装用データを見て,これは修正できないデータなのだと一目で理解できました。

デフォルト機のリペイントデータがほとんどないのは,これが理由だったのです。

基本機体が異なる塗装データの流用ができない理由

基本機体が異なれば塗装データ画像の中の位置と並びが異なっています。

機体の製作者は,塗装データを切り取る場所を指定します。

まさしくそれが基本機体が違えば塗装データが流用できないという理由だったのです。

ペイントツールは選び放題です

画像を作るペイントツールは,フリーツールも豊富です。

有名どころでは,GIMP2.8があります。

軽いペイントソフトではPictBearというのもあります。

必要な機能としては,レイヤーという機能です。

これは,描画層を複数持てるという機能です。

何故便利かといえば,レイヤー機能がなかったら,文字を書いたり影を付けるとき元画像をいじってしまうとやり直しがきかないからです。

ペイントツールはむやみに多機能である必要はありませんが,起動が速く,便利につかえるのが大事なのだとか。

GIMPは多機能ですが,起動時間が長いのが玉に瑕です。

64bit環境になり,PCに大容量メモリーを搭載できるようになっていますから,作業中はGIMPを起動しっぱなしというのも使い方の一つなのかもしれません。

最後に市販のリペイントツールを紹介します

ご紹介するのはFS Repaintというツールです。

Abacus FS REPAINT - Aircraft repainting tool for Microsoft Flight Simulator!

価格は$20,日本円で2300円ちょっとの安価なツールです。

このツールの最大の特徴は,3Dアニメーション機能を持っていることです。

塗装済みの機体を,いろんな方向から眺めることができるこの機能で,FS2004を起動せずに仕上がり具合を確認できます。

正常に表示されるAI機用のB737-400データを3Dアニメーションで表示したところ

ペイントツールは付属していますが,設定すれば自分がなじんだ外部ツールも利用できます。

無料でダウンロードできるデモンストレーション版があり,保存ができないこと以外は製品版とほとんどかわりません。

3Dアニメーション機能が使えるので,フリーツールで作ったデータを確認する用途に使えるかもしれません。

価格が安いですから,気に入れば購入するのもいいと思います。

ちなみに私は,DXTBmpを何度も使うのが面倒だなと思い始めて,FS Repaintを数回使って気に入ったので購入してしまいました。

ツールになじんで,リペイントデータをご紹介できる日が来るかどうかはわからないのですが(^^;)

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