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簡単工作で木製ジョイスティック台を作る

以前,フライトヨークを使うため,ペダル収納兼用の台を作りました。

今回,新たにジョイスティック用の台を作る事にしました。

努めて木材カットはしないように目論んで作りました。

製作過程をカメラに収め,丁寧に説明したので参考にしてください。


現場あわせで木製のジョイスティック台兼用サイドテーブルを作る

ジョイスティック台兼用サイドーテーブル

ジョイスティック台を作ろうとした動機

最近になって,FS2004で試すことがあって手軽な入力デバイスであるジョイスティックを頻繁に使うようになりました。

フライトヨーク用の台はすでに製作していたのですが,やはり手軽に使うには,すこし面倒でした。

手作りのヨークスタンド
ヨークやペダルは必須アイテムですけど フライトシミュレーターで飛行機を精密に動かそうとするとき,操縦桿であるヨークや方向舵用のペダルが必須になります。 私も,シミュレーターをはじめたときにジョイスティックを買い,CH-Productsのフライトヨークを買いました。 ...

私の持っているジョイスティックはマイクロソフトのフォースフィードバック2という台座がかなり大きい装置です。

机の上に出しっぱなしでは邪魔になるし,床に置くのも邪魔になるということで,キャスターで移動できる専用の台を作る事にしました。

ジョイスティック台といっても,もしジョイスティックを頻繁に使わなくなったらサイドデーブルにも使えるよう,キーボード台と同じ高さになるようにしたいと考えました。

ジョイスティックの代わりに,スキャナーを置いてもいいと考えたからです。

台の規格

規格といっても,用途がジョイスティック台ですからジョイスティックがはみ出さないくらいの大きさが必要です。

また,キーボード台の高さが62cmあるので,その高さに合わせたいと考えました。

台の工作に使った道具と材料

使用した道具

使用した道具は,家庭用の簡単なものばかりです。

木工用ドリル

ホームセンターで購入した充電式の家庭用ドライバー兼ドリルです。ドライバーチップとドリル刃が付属しています。

充電式ドリルです 安価な家庭用です

木工用カンナ

角材の面取り(角をならす)や,カット後の木材の修正に使う,金属製の小さいカンナです。

刃が交換できるタイプで,長さが15cmくらいの小さいものですが大変便利です。

木工用ミニカンナです 面取りや調整にしばしば使います

オービタルジグソー

特価品の電動のこぎりです。
まっすぐ切るのが結構難しいので,すこし使い勝手が悪いです。

ジグソーです 支柱調整切断前の写真です

手のこ

刃が交換できる家庭用のこぎりです。
ジグソーで切り落とし寸前までカットした木材を最後に切り落とすときに使います。

手のこです 支柱調整の切断直前の写真です

材料

ジョイスティックの台座の大きさをメモし,ホームセンターに行き材料を集めました。

今回購入した材料

天板と台座用の棚板

天板と台座は,カットしないでも使えるよう30x25cmの集成材の棚板を2枚購入しました。

購入した棚板

あらかじめ,ジョイスティックの大きさをメモしておいたので,この大きさに決めました。

買ってきた棚板にジョイスティックを載せてみました

支柱用の角材

支柱は,ヨーク台を作るときと同じものをと考えたのですが,同じものがなかったので近い寸法の集成材を購入しました。

角材3本

金具

補強金具は,L字金具を大を4個,小を2個購入しました。

キャスターと木ネジ

キャスターと木ネジは,家にあった残り物を使うことにしました。

木ネジと釘は余り物です

キャスター

木工用ボンド

100円ショップで買えるものでOKです。
速乾性でない方が,ズレを調整しやすいです。

工作の工程

工作といっても行き当たりばったりで作るのですから難しくありません。

支柱の組み立て

まず,支柱になる3つの集成材を接合します。

接合には,木工用ボンドを使います。

接着剤は,はみ出すほど多く塗っていません。

ズレが出ないよう,天板になる板の上で接着剤を塗って貼り合わせた角材に重しを載せ,1日乾燥させました。

3本の角材を貼り合わせて作った支柱

貼り合わせるだけならボンドだけでいいのですが,今回は釘でズレ防止をすることにしました。

釘は,打ち込み時に割れないように木工ドリルで下穴を空け,金槌で軽くたたくだけでOKです。

台座と天板の工作

支柱と補強金具の位置決め

支柱の大きさが決まったので,これを台座と天板の中央に取り付ける印を付けます。

板の角と角に定規をあて,鉛筆で線を引きます。

棚板は,上下で面取りの様子が違うので,天板用と台座用の板に印を付けるときには間違えないように注意します。

対角線の交点が板の中心になるので,ここを目安に支柱の位置を決めます。

厳密に決めなくても,対角線が目安になるのでそれほどずれることはありません。
人間の目は,意外に正確なんですよ。

位置決めが済んだら,鉛筆で印を付けておきます。

支柱の位置を鉛筆で描く

そして,補強金具を付けるときの穴の位置を鉛筆で印を付けます。

印を付けてずらしたところ

キャスターの位置決め

台座の下面にキャスターを取り付けるのですが,位置を決める簡単な方法があります。

この方法は,ミニ台車を作るときと同じやり方です。

丈夫で大変便利なキャスター付き自作ミニ台車
部屋の中でものを移動するとき面倒だなと思うことはありませんか。 小さな台車を作ってものを載せておけば,移動が簡単にできるんです。 この台車は,簡単に作る事ができますからためしてみませんか。 掃除や模様替えの時に簡単に物を移動できるキャスタ...

ミニ台車の記事もあわせて改訂しました。

まず,板の周囲から1cmの位置に鉛筆で線を引きます。

4本の線の交点が,キャスター穴の一つになります。

縁から1cmの線を引き,交点に印を付ける

この交点にキャスターを置き,残りの穴の位置を鉛筆で印をつけます。

キャスターの穴の一つを印に合わせ,隣の2つの穴に線が見えるようキャスターを置きます。

穴の一つを印に合わせ,隣の穴に線が見えるように置く

4個のキャスター全部に印を付けたら完了です。

印を付けた台座

木ネジ用の下穴開け

穴開け用に印付けが完了しているので,ひたすらドリルで穴開けをしていきます。

下穴ですから1cm以下の穴で十分です。深く空けると反対側に穴が開いてしまうので注意しましょう。

穴の長さを決めるドリルストッパーも販売されていますので,心配な方は使ってください。

ドリルで穴あけ

天板と台座と支柱,キャスターのネジ止め

支柱の取り付け

支柱を取り付けるときには,木工用ボンドを塗っておきます。

乾けば,接着力は強力ですから安心です。

L字金具は,接着時の固定と補強の兼用です。

下穴を空けてあるので,ネジ止めはスピーディです。

注意する点は,1カ所を最後まで締め付けないことです。

穴を空けるときに多少ズレが生じるのはしかたがないので,締め付けるときにはバランスをとりながら締めていけば,うまくいきます。

簡単な木工なら,こういったズレ修正ができるのです。

台座に支柱を接合したところ

キャスターの取り付け

上下の板の結合が終わったら,台をひっくり返してキャスターを取り付けます。

キャスターの取り付け時にも,4カ所を緩く締めておき,対角線の位置を交互に締め付けていきます。

キャスター仮止め

こうすれば,1カ所を締め付けすぎて穴がズレてしまうことを防ぐことができます。

キャスター1個取り付け完了

高さの調整

一応,サイドテーブルは出来上がったのですが,高さについては不満があります。

仮完成の台

支柱の長さは60cmでしたが,キャスターと台座+天板を加えると68cmになってしまいました。

台の高さが68cmになってしまった

調整するには,支柱を切るしかありません。

キーボードテーブルとサイドテーブルの天板の高さの差は6cmありました。

定規で,天板から6cmの位置に印をつけ,支柱の周囲に赤い線を引きます。

6cmのところに印を付ける

印を線で結ぶ

天板からカット位置をとるのは,天板を調整する方が台座を調整するより楽にできるからです。

天板と台座は同じ寸法なので,横倒しにしてカットできます。

1mm位を残してジグソーで切った支柱です。

切り落とし寸前までジグソーで切り,最後の1mm位を手ノコで切れば切断面がきれいになります。

支柱の切断は5cm超の角材を切るのと同じですから,ゆっくり切りましょう。

焦って力を入れすぎると,刃が折れたりして危険です。

切断面は,少し斜めになっていることがあるので木工用カンナで削って整合させます。

カンナで削った切断面です

適当に削っていくだけで,結構うまくいきますから心配はありません。

接合するときは,木工用ボンドとL字金具が助けてくれます(笑)

完成したジョイスティック台

支柱の接合が終われば完成です。

完成したジョイスティック台

実工作時間は,1時間ちょいくらいです。

初日に支柱の工作に10分,2日目に穴開けと接合+調整に1時間かかりました。

完成した台をキーボード台の前に置いてみました。
しっかりキーボード台との一体化ができました o(^-^)o

完成した台 机の下に収納しているキーボード台と同じ高さです。


丁寧に書こうと考えたあまり,長々と説明してしまいました。

ここまでの木製ジョイスティック台の製作記にお付き合いいただき,ありがとうございました。

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