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「人を動かす」というちょっと物騒な邦題の静かなベストセラー

「人を動かす」という物騒なタイトルの本があります。

タイトルとは違って,この本は,人の心の複雑で微妙な動きを解説してくれている本なのです。

この本は,私がうつ病の回復期にあって,自分がどう変わっていけばいいのか指針とした本なのです。


自らを変えようとするとき望ましい姿を与えてくれた本

人を動かす」という邦題のこの本は,こうすれば出世できますよとかお金持ちになれますよといったノウハウを説明したりはしていません。

私は,この本が自己啓発本ではなく,「人情」という事をわかりやすく説明してくれている本だと考えます。

原題は「How to Win Friends and Influence Peaple」で「人々の友情と信頼を得る方法」とでも訳すのでしょうか。

こうすれば,相手の心に届きますよということを説明してる本なのです。

わかりやすいのは,要点を説明するのに,歴史上の逸話や物語を例にしているので,「そう言うこともあったんだな」と納得しやすいのです。

この本は,うつ病から復帰しはじめたころに読んだ本です。
そして,私の人への接し方を変えるきっかけになり,行動の基本指針にした本です。

Photo from flickr

強要は自己啓発ではない

日本でも自己啓発の名の下に,大声で理念を唱和させ,自己反省を強要するセミナーを実施する組織があるそうです。

そういった,洗脳まがいの研修には嫌悪感を覚えます。

私は,自己啓発とは静かに考え,自分がどうあるべきかを考えることだと思っています。

Photo from PhotoAC

静かなベストセラー

この本の初版がアメリカで出版されたのは,1936年です。

日本語版は,1958年に第1版が出て,私が持っているのは1996年の第2版68刷です。

日本国内だけでも42年間,最初の出版からだと60年たっています。

現在でも読まれ続けている静かなベストセラーです。

この本を読む人がたくさんいるのは,この本の価値を認めているのでしょう。

”Bestsellers” Photo from flickr

世界の未来は明るい?

この本に書かれている基本的なことは,ただ一つです。

それは,自分が 相手を見,相手の立場になって考え,相手の望むことをすること。

そして,そのとき自分が心に留めておくべき事はなにかということを説明してくれています。

人を動かすとは,命令で言うことを聞かせるのではなく相手に行動してもらうことなのです。

まだまだ,今日の社会では人を動かすのは「叱責と命令」だと考える方もおられます。
確かに,軍隊のような組織では,命令と服従がすべてでしょう。

しかし,混沌とした社会生活の中で人に動いてもらうには,間接的に相手の心にこちらの意図を届けるという複雑な行動が必要です。

しかも,自分自身を変えることで実現させないといけないという事なのです。

この本が,世界中で読まれていると言うことは,人のために自分を変えていこうとする人がたくさんいるということなのでしょうか。

そう考えると,未来は明るいのかもしれませんね。

”Future” Photo from flickr

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