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ネパールの山あいを飛ぶスリル満点のVFRを楽しむ方法

VFRといっても,GPSに頼らざるを得ない飛行があります。今回ご紹介するのはネパールの山あいにある飛行場へのVFRです。
Cami De Bellisさんの久々の新作シーナリーを使ってスリル満点のVFRを簡単に楽しむ方法をご紹介します。


ネパールの山あいを飛ぶスリル満点のVFRをオートパイロットで簡単に楽しむ方法

ネパールの山あいを飛ぶスリル満点のVFR

ネパールのBajura/Kolti飛行場

ネパールの山間部には小さな空港がいくつかあります。

ご紹介する予定のBajura/Kolti飛行場の写真をさがしてみたところ,飛行機を待つの人々の写真がありました。

“Bajura airport arrival hall.” by Jorge Dounias. Photo from flickr

滑走路は草地に囲まれているようです。

“Bajura, Nepal” by rekha shreesh. Photo from flickr

どうもこれが飛行場事務所と管制塔のようです。

“IMG_20180317_101719319” by INF UK. Photo from flickr

今にも動き出しそうな人々でいっぱいのBajura/Kolti飛行場シーナリー

このシーナリーはCami De Bellisさんの新作です。

Cami De Bellisさんは,有名なCDBライブラリーの作者です。

少し前までペイウェアの仕事でしばらくフリーウェアの公開が止まっていました。

久しぶりにフリーウェアで公開された飛行場は,めったに人が訪れることがないようなネパールの谷間にある小さな飛行場です。

急峻な谷間の地形を再現して,斜面にある建物を際立たせた奇抜な風景が見られます。

加えてこれまでの作品のように人の動きを再現している暖かなシーナリーです。

シーナリーのダウンロードとインストール

ダウンロード

シーナリーのタイトルは”VNBR Bajura Airport NEPAL 1.0.0“でX-Plane.orgからダウンロードします。

X-Plane.orgより引用

表示に必要なライブラリーは,OpensceneryXCDBライブラリーです。

インストール

ダウンロードした”VNBR-Bajura Airport_by_CDB.zip“を適当な場所で展開します。

出来上がった”VNBR-Bajura Airport_by_CDB“フォルダーの中に入っている,”VNBR-Bajura Airport NEPAL“と”VNBR-Mesh“をX-Plane11のCustom Sceneryフォルダー内にコピーします。

X-Plane11をスタートし,メインメニューが表示されたらすぐに終了します。

Custom Sceneryフォルダー内にあるScenery packs.iniファイルをメモ帳で開きます。

先頭近くにある”VNBR-Bajura Airport NEPAL”と”VNBR-Mesh”の定義順をみて“VNBR-Bajura Airport NEPAL”が”VNBR-Mesh”の上にあるのを確認します。
違っていたら編集して入れ替えましょう。

X-Plane11でのVFR

X-Plane11をスタートしたら,設定で”滑走路は等高線に従うオプション“にチェックを入れます。こうしないと正常に表示されません。

飛行場についてのドキュメントは”VNBR-Bajura Airport NEPAL“フォルダーの中にあります。

Bajura飛行場の風景

駐機場には人々と荷役のロバを見ることができますし,飛行場周囲の道路にも人がたくさんいます。

特異なのは,飛行場周囲の斜面に立つ建物です。

石垣の土台の上にある建物を再現しています。

シーナリーを作る立場から見ると,WEDのソースリストが付属しているので技法を習得できるシーナリーでもあります。

“VNBR-Mesh”で滑走路と周囲の地形を再現しているのもすごいなと思います。

フライトプランによるVFRでの飛行

このBajura/Kolti飛行場近くの飛行場からVFRをしようと探すとデフォルトで”Sanfe Bagar(VNSR)“が見つかりました。

デフォルトのSanfe Bagar(VNSR)

そこで”Sanfe Bagar(VNSR)”から”Bajura/Kolti(VNBR)”に飛ぶ飛行計画を作る事にしました。

VFRで飛行するにしてもランドマークがなく,周辺の山も高いので地形図を参考にあらかじめGPSを使って飛行するコースを決めておく必要があります。

という理由で,飛行計画を作る事にしたのですが,ネパールが公式に空港へのアプローチチャートを公開しているのは大きな空港のみです。

小さな空港についてはアプローチコースも公開されていません。

しかたがないので,Skyvectorでざっと谷に沿って飛ぶコースの緯度経度を求めました。

Skyvectorより引用

Skyvectorより引用

それを”Littel Navmap“にコピペしてプランに変換しました。

プランはここからダウンロードできます。

細かな地形図がなかったので,山の尾根をかすめるスリリングなVFRコースになっています。

滑走路は標高4,606ft(1,404m)にあり,520mという短さですので,STOL性能の高いCH750を使います。

タイトルに使った表現は,"Zenith CH750"を2010年1月にRAAレクリエーションフライーヤー誌が紹介したときに使ったキャッチフレーズです。短距離離着離性能に優れていてしかもFAAスポーツで許可されている最大のキャビンサイズと耐荷重性能を持つ軽スポーツ機です。ブ...

CH750にはG1000が付いていますので,ダウンロードした”PlanVNSR2VNBR.zip“ファイルを展開し出来上がったフォルダーの中に入っている”VNSRVNBR.fms“をX-Plane11>Output>FMS Plansフォルダーにコピーします。

G1000の取扱いは,私の記事に日本語マニュアルがあるので参考にして操作して下さい。

プランをG1000に読み込んだところ

CH750は低速ですのでゆっくり飛べますし,飛行手順は簡単です。

  1. “Sanfe Bagar(VNSR)”を南向きに離陸し,G1000のGPSでオートパイロットを使い,Point3の手前までに8000ftまで上昇します。
  2. Point4を過ぎるとTOD(降下開始点)になるのでPoint5で5000ftになるよう降下します。
  3. Point5を過ぎると左旋回しすぐにファイナルアプローチです。
  4. ファイナルターンすると滑走路が見えてきます。
  5. CH450で60ktで飛んで45分くらいの飛行時間です。

    なんとか許容範囲の着陸ができました

セスナやツインオッターなら20~25分くらいで飛べると思います。

帰りは,G1000のInvert Planでプランを反転させれば帰路にできます。

まとめ

山の中のVFRはランドマークがないので,GPS頼みです。

ファイナルアプローチだけがビジュアルなので,IFRに限りなく近いVFRになってしまいます(^^;)

Little Navmapのプランファイルも同梱していますので,高度やコースをいじって楽しんで下さい。

Enjoy, Flight!


この記事は,次の製品のオンラインバージョンアップ版11.41を使って表示しています。

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