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X-Plane11で失われた島を復活させる方法

X-Plane11のデフォルトシーナリーで南の島のNIUE空港を選んだとき島が表示されませんでした。失われた島というのか昔シーナリーにあった島が何かの事情で失われてしまったようでした。この島をなんとか復活できないか調べて復元する方法がわかったので説明します。


X-Plane11のシーナリーで失われた実際にはある島を復活する方法

失われたNIUE島

X-Plane11のデフォルトシーナリーで南の島のNIUE空港を選んだとき島が表示されませんでした。

気づいたユーザーがLaminer researchに要望し一時的に解決したようですが,また何かの事情で失われてしまったようでした。

NIUE空港のカスタムシーナリーが素敵だったので,NIUE島をなんとか復活できないか調べました。

文書での資料はなかったのですが,YoutubeでMeshtoolを使って島を作る動画を見つけました。

MeshTool Tutorial Part 1 – X-Plane

この動画を繰り返し見て,説明文として書き起こしました。

画面に表示されるツールと操作を整理し,自分のために「島を作る」ための資料を作りました。

この資料は既存の地形を修正する目的ではなく,実際には地形があるけれどもX-Plane11にない地形を復活させる方法を書いたものです。

ただし,内容がX-Plane11の通常の利用の範囲からは大きく離れてしまうので,詳しい内容は固定ページに公開しました。

X-Plane11のシーナリーで島を作る方法 画面に表示されるツールと操作を整理し,自分のために「島を作る」ための資料を作りました。 この資料は既存の地形を修正する目的ではなく,実際には地形があるけれどもX-Plane11にない地形を復活させる方法を書いたもの...

「島を作ることなんてないよ」とおっしゃる方は,斜め読みでかまいません。

島を復活させる方法

地形を作成する大まかな手順

Laminar researchからは地形データ(Mesh)を作る公式ツールとしてmeshtoolが公開されています。

meshtoolは,緯度・経度各1度の範囲内のデータを元に地形を作成します。

これは,X-Plane11で利用するシーナリーや地形を記述するdsfファイルの仕様によるものです。

meshtoolは,与えられたデータからdsfファイル(土地属性の含まれたメッシュデータ)を作るツールです。

現在公開されている土地属性データは,X-Plane8の時のもので,それ以降大きく変わっていません。

meshtoolは,WindowsのCGIであるコマンド画面で利用するコマンド型式のツールです。

私のような昔人間にとって,コマンドツールはCP/MやDOSで見慣れていて懐かしく感じるものですが,最近のGUIに慣れ親しんでおられる方にとってはとっつきにくいものだと思います。

次のようにファイルをそろえてコマンドラインに書き,meshtoolを動かします。

meshtool <スクリプトファイル名> <属性ファイル名> <高度情報ファイル名> <出力先フォルダー名> <出力ファイル名>

利用するツール

Meshtool以外で利用するツールは次のとおりです。

メッシュツール

Laminar researchからダウンロードします。

ポリゴンデータを作るためのツール

スクリプトファイルにはポリゴンデータを記述します。

このデータを作るには,現在はフリーウェアになっている”Google Earth pro”を使います。

テキストエディタ

ポリゴンデータやスクリプトデータの編集にはメモ帳は使えません。

フリーウェアでは,”notepad++“が定評があります。

私は昔から「秀丸」を愛用しています。

正規表現でテキストを編集できるツール

ポリゴンデータやスクリプトデータの編集において,改行やセパレータ(”,”やスペース)の加除を行う必要があります。

そのときに使うツールとして,フリーウェアでは”TextCrawler Free Edition“があります。

なお「秀丸」では正規表現を利用することができ,確認画面はありませんが失敗しても数操作前まで戻ることのできる機能があるので,TextCrawlerは不要です。

meshtoolを動かすために必要なデータ

目的の土地の緯度経度

meshtoolを動かすためのデータは1度単位の緯度経度を知る必要があります。

今回NIUE島を対象とする緯度経度は,NIUE空港シーナリーから入手しました。

“Earth nav data”フォルダーの中にあるdsfファイルを探します。

“-20-170.dsf”ですから,南緯20度西経170度です。

スクリプトファイル

属性のあるポリゴンを記述するファイルです。

これをもとに土地,水面,空港敷地が作られます。

このファイルのパラメータで,メッシュの細かさを指定できるようです。

デフォルトでは,現在のX-Plane11に使われているメッシュが作られます。

属性ファイル(土地クラスファイル)

土地の属性,街,工場,農場などの属性を記述したデータです。

Laminar researchから提供されている”土地クラスファイル”を使います。

高度情報ファイル

メッシュの高度データを記述したファイルです。

”Viewfind”で公開されているデジタル標高データを使います。

シーナリーフォルダーを構成する

先述のmeshtoolコマンドを動かし,できあがったdsfファイルを”ZZZ_CustomMesh\Earth nav data\-20-170”フォルダー内に入れます。
このフォルダーをX-Plane11のCustom Sceneryフォルダー内にコピーすればNIUE島を表示できます。

この記事は,島を作る手順をダイジェストで書いたものです。
くわしい手順や注意は,固定ページに書きましたのでそちらをご覧ください。

まとめ

今回の島を復活させる手順は,meshtoolの使い方のほんの一部分です。

スクリプトファイルに記述できるパラメータは,多数ありますがその使い方についてのドキュメントは見つけることができませんでした。

terrainなどは使ってみればわかるのですが,地形修正のためにメッシュの複雑さを上げるとクラッシュすることがありそうなので恐る恐るつかうことになります。

Windows8仮想マシン環境をVmware上に作って動かせばクラッシュしても大丈夫かもしれません。

固定ページの記事をもとに,いろいろ試していただければ幸いです。

この島を使って表示させたNIUE空港はつぎの記事にあります。

私がNIUEを知ったのは,Windows10のデスクトップに自動で表示される写真からです。私は,南国の島が好きなのですぐに調べ始めました。そこでわかったのが,ニウエは世界最大のサンゴ礁の島であること。島の環境保護を第一に考えて考えられる規制をすべて行っていることを知りまし...

この方法は陸地内の地形を復活させたり修正することにも応用できそうです。

Enjoy Flight!


この記事は,次の製品のオンラインバージョンアップ版11.41で表示確認をしています。

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