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X-Plane11のフライトまでの時間を短くする方法は?

X-Plane11のシーナリーをたくさん導入していくとフライトを始めるまでの時間が長くなってきます。これを出来るだけ短くできないかと試して見た結果を報告します。結論から申し上げますが,残念ながら抜け道はないというのが結論でした。その実験結果を報告します。


X-Plane11のフライトまでの時間を短くする方法を調べました

X-Plane11でフライトを始めるまでの時間をなんとか短くできないものだろうかと考えました。

フライトが始まるまでの時間は2つの期間に分かれます。

まずメインメニューが表示されるまでの時間(A)と,フライトを選んでフライトが始まるまでの時間(B)です。

この(A)+(B)がフライトが始まるまでの時間ということになります。

これらの時間を短くする方法はないか,調べてみました。

フライトが始まるまでの時間短縮実験

メインメニューが表示されるまでの時間の短縮実験

この時間(A)は,X-Plane11がCustom Sceneryフォルダー内の定義を調べて新しいシーナリーがないかどうかを確認している時間です。

(A)を短縮するには,Custom Sceneryフォルダー内に登録するシーナリーの数を減らすというのが方法になります。

そこで,Custom Sceneryフォルダー内の定義から日本以外のシーナリーを削除してメニュー表示時間を計測しました。

原則としてライブラリーについては,”FF Library”のような大きなもの以外はCustom Sceneryフォルダー内に残すことにしました。

大きなライブラリーは,私のSSDに入りきらないというのが理由です。

実験結果は,削除前が約9~10秒削除後は4~5秒になりました。

短縮時間はわずか5秒ですから,効果は大きくありません

また,ディスクのアクセス時間を考慮すると,リンクを多用するよりもCustom Sceneryフォルダー内に登録するのが良いかもしれないと考えられます。

これについては,各シーナリーのサイズが小さいために大きなライブラリーほど効果はないと思われたので実験を省略しました。

もっとも,よく使う空港シーナリーはCustom Sceneryフォルダー内に入れておくというのは常識的な判断だと思います。

フライトを選んでフライトが始まるまでの時間短縮実験

これに影響するのは要素があると幾つかの仮説を立てました。

試したのは,広島空港(RJOA)と羽田空港(RJTT)からのフライトです。

どちらもデフォルト空港ですが,羽田はゲートウェイからダウンロードしたものです。

シーナリーの登録数

日本以外のシーナリーをCustom Sceneryフォルダー内から削除して起動時間を計測しました。

RJOAとRJTTともに,削除前が約180秒,削除後は約150秒になりました。

短縮時間はわずか30秒ですから,効果はさほど大きくありません

シーナリーの格納場所

日本の高精細地形データは2.5GB位の大きなフォルダーです。

これをSSDに入れるために,Custom Sceneryフォルダー内のシーナリーを削除する必要がありました。

そこで,日本以外のシーナリーを削除したときに併せて実験しました。

RJOAとRJTTともに,Custom Sceneryフォルダー内に入れる前が約150秒,格納後も約150秒でした

短縮はなかったので効果はありません。

どうして効果が無かったのか考えてみました。

VRAMの使われ方を実験したときに,データを読み込む作業時間がありました。

日本の高精細地形データは,4GBのVRAMに収まります。

読み込みに要する時間は,グラフィックカードの性能によるものですから,データの場所にはそれほど左右されないのでしょう。

X-Plane11のメモリ必要量は?
X-Plane11を導入して少し時間が経ちました。 X-Plane11は,FS2004に比べて起動が遅いなとは,思いましたがあまりの遅さにメモリーが不足しているのではないかと疑いました。 実際どのくらいメモリーを使っているのか検証したので報告します。 ...

一方で,X-Europe3のマニュアルにもあったように,大きなフォトシーナリーがあれば,格納場所に読み込み時間が左右されるでしょう。

w2xpデータの数

建物の表示を行うw2xpデータを,広島県周辺だけに限定して表示する試みを行いました。

広島県周辺の緯度経度区画を選び出してw2xp_Hiroshimaというフォルダーを作って試してみました。

結果は,表示までの時間も加工前と加工後でほとんど変化はありませんでした。

表示する区域が変わらなければ,建物データを読み込む時間は変わらないのでしょう。

w2xpデータは,w2xp_Japanフォルダー作りだけで十分だと納得しました。

高精細地形データの有無

高精細地形データが無いときのフライト開始までの時間は,RIOAで約90秒,RJTTで約120秒です。

削除しない時のフライト開始までの時間から約1分以上短縮できます。

これは効果絶大なのですが,地形の印象ががらっと変わってしまうためにVFR環境に大きな悪影響が生じます。

このことから,高精細地形データを削除することはできないということになります。

地形から島を判別できる高精細地形データを使って福山市の鞆の浦と仙酔島上空を飛行しています

結論

メインメニュー表示までの時間とフライト開始までの時間短縮は,努力の割に報われることが少ない「骨折り損」という結果になりました。

まとめ

私がX-Plane11を導入した理由は,高精細地形データを生かしたVFR環境を作りたいということでした。

今回の実験結果から得られた結論は,ハードウェアを更新せずにVFR環境を維持する時には,起動時間の短縮は難しいというものです。

一方で,IFR環境を作るということであれば高精細地形データを使わないことが起動時間の短縮につながります。

FSXは,デフォルトである程度の細かい地形データをもっています。

IFR環境の構築という点で考えれば,デフォルトで高度なATC機能を持っているFSXのほうが適していると考えられます。

私は,ATCをほとんど使わずにIFRを楽しむことが多いのでFS2004を主なIFR環境として使っています。

FSXが登場してからかなりの時間が経過し,新しいMSFSのアナウンスもありました。

今後,ATCを使うIFR環境としてFSXの関連情報を調べてみようと考えています。

Enjoy Flight!


この記事は,次の製品のオンラインバージョンアップ版11.36r2で調べた結果にもとづいています。

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