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アンカー時に水上機が旋回しないようにする方法

デフォルト機にセスナ172SPの水上機があります。X-Plane11の水上機はアンカーを入れていれば,エンジンをかけていなくても,すぐに旋回をはじめてしまいます。桟橋から離岸しようとするときにはとんでもないことになります。これを防ぐためのスクリプトが公開されました。実際にこの効果を確かめてみたので報告します。


アンカー時に水上機を旋回しないようにするLuaスクリプト

水上機が旋回する現象

この現象は,11.40では解消されました。
11.36r2までのバージョンを利用されるときにお読みください。

X-Plane11の水上機といえば,デフォルト機セスナ172SPやフリーウェアのDHC-6などがあります。

古くからX-Planeで知られている「アンカーを入れているときエンジンを止めていても旋回する」という現象があります。

私は,フライト開始後すぐに離水していたので,この現象には気がつきませんでした。

これを防ぐためのLuaスクリプトが公開されました。

このスクリプトは,スタートする時と止まるときに働きます

どのような効果になるのかを説明します。

エンジンを止めて桟橋に止まっている水上機

スクリプトの導入方法

スクリプト導入の準備

このスクリプトは,Luaで書かれているので,あらかじめ”FlywithLua”を導入しておいてください。

導入方法は,私の過去の記事を参考にしてください。

X-Plane11を機能アップする方法
FS2004では,空や水面をグレードアップするためにTextureの更新という方法をとっています。 X-Plane11でもTextureを更新する方法は同じなのですが,最近の取り組みにおいてX-Plane11の機能アップによって表現を改善しているフリーウェアがありま...

そしてこのスクリプトは,すこし特殊なかたちで各機体に導入する必要があります。

スクリプトの説明の中に詳しく書いてあるので理解しやすいと思います。

ダウンロードとインストール

ダウンロード

タイトルは”Real Anchor Plugin 1.0.0“で,X-Plane.orgからダウンロードします。

X-Plane.orgより引用

Real Anchor Plugin simply fixes old X-plane problem with spinning when you deploy anchor. Tested with C172, DHC-2, DHC-3T, DHC-6 and Quest Kodiak (wind 14 kts)....

ファイルは,500Bと大変小さいので一瞬でダウンロードできます。

インストール

ダウンロードした”Real_Anchor.zip“を適当な場所で展開します。

記事中にあったインストール方法の日本語訳を以下に引用します。
(読みやすいように,私が表現を修正しています。)

フォルダーを複数作る必要があり,少し複雑ですので注意しましょう。

1.ダウンロードした”Real_Anchor.zip”ファイルを展開します。

展開してできた”Real_Anchor”フォルダーの中には”Real_Anchor.lua”プラグインが含まれています。

2.フォルダー”Real_Anchor”を飛行機のフォルダーにコピーします。

a)デフォルトのLaminar Researchセスナの場合:
X-Plane 11\Aircraft\ Laminar Research \ Cessna 172SP \ plugins \ xlua \ scripts

b)他の飛行機の場合:X-Plane 11\ Aircraft\ YOUR_AIRPLANE \ plugins \ xlua \ scripts

3.飛行機の”plugins“フォルダー内に「xlua \ scripts」フォルダーがない場合は、作成する必要があります。

a)Laminar Research Cessnaの”plugin”フォルダーに移動します-X-Plane 11\Aircraft\ Laminar Research \ Cessna 172SP \ plugins

b)”xlua”フォルダーをYOUR_AIRPLANE \ “plugins”フォルダーにコピーし,”script”フォルダーからすべてのc172 ***フォルダーを削除します。

c)フォルダー”Real_Anchor”フォルダーを空の”script”フォルダーにコピーします。

4.重要な注意!!! “Real_Anchor.lua”プラグインは,常に”Real_Anchor”フォルダー内になければなりません。

5.水上飛行機をお楽しみください。

X-Plane11での効果

まずスクリプトを入れないで旋回現象を確認しました。

機体はデフォルトのセスナ172SP水上機とし,フライト開始時のエンジンは停止します。

出発する場所として,水上の空港をフライトで選びます。

目についたバンクーバー水上空港(CYHC)を選びました。

スタートでランプを選ぶと,機体は桟橋に並びます。

スクリプトが無いと,エンジンを止めてフライトを開始しても,すぐにゆっくり回り始めます。

旋回して反対向きになった機体

回転の様子を上から見たところ

つぎにスクリプトを導入した後のフライトの様子です。

上から見たところです

アンカーを入れたまま,エンジンをかけても回転しません。

アンカーを上げ,スロットルを開くとスムーズに離岸します。

離岸した後の美しい航跡です

ダウンロードページにあるサンプルビデオでは,着岸も可能なようです。

桟橋に着けるときには,かなりテクニックが必要のようです。

私は何度も回転してしまい,結局断念しました。

ともかく,桟橋から離岸して離水するためには必須のスクリプトだということがわかりました。

まとめ

小さなスクリプトですが,X-Plane11に正式採用されてもよいくらいの物だと思います。

水上機ファンは,長い間この回転現象を我慢してきたのかと思うとびっくりしました。

サイズは小さくても大きな効果のあるスクリプトを提供して頂いた作者に感謝いたします。

ありがとうございました。

Enjoy, Flight!


この記事は,次の製品のオンラインバージョンアップ版11.36r2で動作確認をしています。

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